初夏ならではのテラスランチを満喫♪
パリの隣町モントルイユの”ヴィラ9トロワ”。閑静な住宅街にある大きなお庭付きの19世紀建立邸宅。モントルイユのイメージと違う〜(失礼)。
緑豊かなお庭にはよい香りのハーブや野菜が植えられたポタジェや柑橘温室、ミツバチたちが夢中で働いている巣箱。そこを抜けると、広いテラスが目の前に。
”わーいいね!素敵なテラス!”とテンション上がる。桃モヒートで乾杯♪
ジューシーで旨味深い白アスパラガス、トロトロに煮込まれた豚頬&ザルガイ&海ブイヨン、タラ&ケール、牛&イカ墨&ます卵。おぉ、どれも繊細で上品で、しっかりした美味しさで素敵!今年のミシュランで1つ星になったお店。なるほど〜。
シェフのカミーユ・サン=ムルーは、ラベイユでクリストフ・モレに、タイユヴァンでアラン・ソリヴェレスに、ル・サンクでクリスチャン・ル=スケールに学んだそう。なるほど〜。大好きシェフたちの話で盛り上がる。
ワインペアリングもなかなか秀逸。デセールのショコラ&蕎麦もおいしいね。
週末ランチ。どのテーブルも、まったりのんびり楽しそうな笑顔に溢れていて、幸せ感満載。
料理や雰囲気同様エレガントなサーヴィスの中、暖かな日差しと爽やかな風がとても心地よい、帰りたくなくなる昼下がり。
庭に猫がうろついていたら完璧だなぁ”と言っていたら、お茶の時間に猫さん登場!
フィリップ、10歳、4年前からここの子。巨大で、毛はふわふわというよりふさふさ。撫でさせてくれ、ゴロゴロも言ってくれる。
フィリップの登場(謁見)で終わる、素敵な週末ランチ。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年6月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。