厚生労働省は、医師の地域偏在を是正するための対策案を発表しました。開業医が多い地域での新規開業を抑制するために開業希望者に一定の要件を課すことや、医師不足地域に医師を派遣する病院への支援、全国規模での医師のマッチング支援などが含まれています。また、若手医師が美容医療などの自由診療に従事する場合の規制強化や、総合診療能力を持つ医師の育成支援も行うとのことです。
クリニック開業規制、結構ガチっぽいです
しかも施行も早いと来年かもしれません記事を要約すると
・管理医師の要件を厳しくして若手の美容医療に一定の規制を敷く 特に都市部
・院長に地方での勤務経験を求める
・地域枠は医師が足りない地域に多く配分する
・診療報酬の地域格差は見送りそう pic.twitter.com/tWZriVLjA5— 竹内翔祐:新橋の開業医 東京ヒヤリハット (@kokuro_forever) August 30, 2024
参照:医師偏在是正へ開業抑制、都道府県の権限強化 厚労省案 日経新聞
■
かなり以前から争点になっていましたが、厚生労働省は2024年末までに具体化して一部は25年度予算への反映や通常国会での法改正を目指すとのことです。
財務省、開業医制限するってよ pic.twitter.com/P9k6VkUQY9
— なつき (@Xholic_natsu) April 30, 2024
開業医への参入障壁を高くすることで自らの既得権益を守るということのようです。
ついに医師会は
医学部定員、医師免許という防波堤は諦めて
「開業医」への参入障壁を高くすることで自らの既得権益を守る
という
ウォールマリアとウォールローゼは捨てて ウォールシーナだけ死守する王家
みたいな作戦を取るわけですね。
もう駆逐しましょう。 https://t.co/w05MX9OJCj— 東徹 21世紀の精神科医 21st century psychiatrist (@21st_Psychiatry) August 30, 2024
医療業界では都市部で開業したい人は早く開業したほうがいいというアドバイスも。
都市部の開業制限が近いうちにくるだろう。
開業は早ければ早い方がいい。
開業規制の時に、既得権益層にいるかいないかで天地の差がある。
リスクなく開業するなら、特措法のミニマム開業がいい。
勤務医や、アルバイトしながら週3日で手取り3500万はゆうにいける。…— 暇つぶしDr (@chokotakahiro) January 23, 2024
開業規制は憲法問題にも関わってきます。
開業医の年収は勤務医(1,467万円?)に比べて高いものになっています。
開業医の年収 pic.twitter.com/evqTdep2ID
— 平 均 (@225average) August 27, 2024
開業医が儲かっている理由の一つとして、「医師以外の給与が相対的に抑えられている」というのが考えられます。
一般病院と一般診療所を比べると「経費」と「給与費」の割合はほぼ変わりませんが、一般診療所においては、医師の給与、特に院長の給与の割合が高くなっています。 https://t.co/CwigbiP8hU pic.twitter.com/xt5KzXQHvZ— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) November 10, 2023
ただし根本的な問題からは目を背けたいようです。
日本
「医者不足だあああ」 ← 医療行為を緩和しない
「タクシー不足だあああ」← タクシー緩和しない
「教員不足だあああ」 ← 教員免許を緩和しない
「農業の担い手がああ」 ← 農業規制緩和しない政府
「開業医の報酬増やそう」
「タクシーは80歳までOK+補助金」… pic.twitter.com/CwOYOQ04qF— 魏徴X (@GICHOGI) July 21, 2024