ゴルフをしていたトランプ氏を銃で狙っていたとしてライアン・ウェズリー・ラウス容疑者が当局に逮捕されました。容疑者はトランプ氏の暗殺を企ていたた可能性が指摘されています。
【新着記事】アゴラ編集部: トランプ氏がまた暗殺未遂:ゴルフ場で自動小銃を所持した男を拘束 https://t.co/Sr3CkxNyQ5 #アゴラ
— アゴラ (@agora_japan) September 16, 2024
逮捕されたラウス容疑者は、元建設現場の作業員で、ウクライナ軍に提供する傭兵を行っていた活動家であることが分かっています。
Second Trump assassin, Ryan Wesley Routh, was connected to Rep Adam Kinzinger through his support of Ukraine. Here he’s being interviewed by Newsweek about his effort to recruit mercenaries to fight in Ukraine. pic.twitter.com/6SnLYFkHv7
— @amuse (@amuse) September 15, 2024
2人目のトランプ暗殺者、ライアン・ウェズリー・ラウスは、ウクライナ支援を通じてアダム・キンジンガー下院議員とつながりがあった。ここで彼は、ウクライナで戦う傭兵を募集する取り組みについてニューズウィーク誌のインタビューを受けている。
ラウス容疑者はニューヨークタイムズ紙やニューズウィーク誌など様々な媒体で自身のウクライナ支援活動について説明していました。ウクライナ政府機関とも接触を試みていたようです。
The alleged Trump shooter has given multiple interviews to U.S. news outlets touting his ties to international mercenary groups in Ukraine including spending months in the country and meeting the defense ministry
— Saagar Enjeti (@esaagar) September 15, 2024
トランプ氏銃撃犯とされる容疑者は、米国の報道機関に複数回のインタビューに応じ、ウクライナで数か月過ごし、国防省と面会するなど、ウクライナの国際傭兵グループとのつながりをアピールした。
ラウス容疑者はロシア・ウクライナ戦争が勃発した直後から、ウクライナを支援する活動を行っていました。
ラウス容疑者は2022年6月にニューズウィークのルーマニア支部との取材で、ウクライナが「善」であるとして、 「これは善対悪の話だ。これは絵本のようなもので、今まで見てきたどんな映画でも、これは間違いなく善に対する悪なんだ」と答えています。
Ryan Wesley Routh gives an interview to Romanian media in Ukraine. He rants, this is the "one conflict that's black and white. It's storybook good vs evil." He gives a personal animus against Putin as "lacking the basic moral values required by human beings these days" (4-2022) pic.twitter.com/TUPdoYVRkm
— Charlie (@Acuteremod) September 16, 2024
ライアン・ウェズリー・ラウスはウクライナでルーマニアのメディアのインタビューを受けた。彼は「これは白か黒かの対立だ。物語に出てくるような善と悪の対立だ」と激しく非難した。彼はプーチン大統領に対して「現代の人間に求められる基本的な道徳観念が欠けている」として個人的な敵意を表明した
ニューズウィークはラウス氏がウクライナ軍に傭兵として参加し、実際に戦闘に関わっていたと報道しています。
JUST IN – Ryan Wesley Routh, would-be Trump assassin, fought in Ukraine, supports war — Newsweek
— Disclose.tv (@disclosetv) September 15, 2024
速報 – トランプ大統領暗殺未遂犯のライアン・ウェズリー・ラウス、ウクライナで戦闘、戦争支持 — ニューズウィーク
また、ニューヨークタイムズに対してラウス氏はタリバン政権から逃れたアフガニスタン人を傭兵としてウクライナ軍に派遣する活動を計画していたと報告しています。
Routh bragged to the NYT that he planned on using counterfeit Pakistani passports to recruit Afghan soldiers who fled the Taliban to fight for Ukraine.
He said was going to move them from Pakistan and Iran, to Ukraine.
Routh spent several months in Ukraine.
h/t: @aspfrt… pic.twitter.com/wYFzJDIebO
— ℎ (@chiIIum) September 15, 2024
ラウス氏はニューヨークタイムズに対し、偽造パキスタンパスポートを使って、タリバンから逃れたアフガニスタン兵士をウクライナのために戦わせる計画だと自慢した。 彼は彼らをパキスタンとイランからウクライナへ移送するつもりだと述べた。
24 June 2023 News
Stolen Valor: The U.S. Volunteers in Ukraine Who Lie, Waste and Bicker
With Legion growth stalling, RYAN ROUTH, a former construction worker from Greensboro, N.C., is seeking recruits from among Afghan soldiers who fled the Taliban. Mr. Routh, who spent…
— Amrita Bhinder (@amritabhinder) September 16, 2024
2023年6月24日 ニュース (ニューヨークタイムズ)
盗まれた勇気:嘘をつき、浪費し、口論するウクライナの米国ボランティア
在郷軍人会の拡大が停滞する中、ノースカロライナ州グリーンズボロ出身の元建設作業員ライアン・ラウス氏は、タリバンから逃れたアフガニスタン兵士の中から新兵を募集している。昨年ウクライナで数か月を過ごしたラウス氏は、パキスタンやイランからウクライナへ、場合によっては違法に兵士たちを移動させる計画だと語った。
容疑者の犯行目的は明らかになっていませんが、一部界隈ではトランプ氏のウクライナ支援への立ち位置が今回の暗殺未遂の原因になったのではないかと指摘しています。
トランプ氏はロシア・ウクライナ戦争に対しては停戦を求めるべきだと一貫して主張しています。直近のテレビ討論会でもその決意を明確にしました。
ABC: Do you want Ukraine to win this war?
Trump: I want the war to stop pic.twitter.com/SOoHbQ8A2j
— unusual_whales (@unusual_whales) September 11, 2024
ABC: あなたはウクライナがこの戦争に勝つことを望みますか?
トランプ氏:戦争を止めたい
ウクライナの「正義」を信じて疑わない人々は、トランプ氏が「ロシア寄り」で、同氏が大統領に再選すればロシアによるウクライナ領土割譲を容認することを警戒しています。
しかし、第一次トランプ政権は、ロシアに対して強硬姿勢をとっており、ウクライナに対してはオバマ政権が躊躇していた殺傷兵器の供与を実行しました。また、第二次トランプ政権で政権入りが噂されているポンペオ氏はウクライナ支援の継続を熱心に主張しています。
識者はトランプ氏はウクライナを見捨てるどころか、さらに支援を拡大させる可能性があると指摘しています。
プーチン氏が停戦交渉拒めば、トランプ氏はウクライナ支援強化も 元米国務省特別代表ネグリア氏 https://t.co/aXa5tn80Xj
ネグリア氏は、トランプ氏が再選すれば、対露圧力を強めるために軍事支援が一時的に増強される可能性があると予測した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 23, 2024
トランプが実際に再選したら、実際には対ロシア超強硬派に転じるとする分析あり。彼のことだから、白黒両極端だろうな。バイデンの勝ち目は消えたと思ってる。
Trump is unlikely to abandon Ukraine—and might dangerously escalate the war, writes @mkimmage https://t.co/sBoLTWV3p0 @WSJより
— 薩摩藩士の末裔@日本保守党員 (@alonemetalslime) June 27, 2024
トランプ氏の最近の言動を見ても、再選後にウクライナを見捨てるとは到底考えられません。トランプ氏は、直近で採択されたウクライナへの軍事援助を支持する発言を行っています。
トランプ氏、ウクライナ支援容認 翻意のメンツと実利
>「誰もが同意しているように、(ロシアの侵略が続く)ウクライナの存続と強化は米国より欧州の方がはるかに重要であるべきだが、米国にとっても重要だ!」
>18日、自身のSNSに投稿したhttps://t.co/CRIoTInryx— 外山 未知 Michi Toyama (@MichiToyama) April 26, 2024
ウクライナを盲目的に支持しているラウス氏の行いにより、共和党内でのウクライナ支援に抵抗する動きが活性化する恐れがあります。それは、ラウス氏が望んでいたことなのでしょうか?