トランプ氏、激戦のノースカロライナ州で勝利:ハリス氏の猛攻を止めた?

米国大統領選で激戦州のひとつだと見られていたノースカロライナ州でトランプ氏の勝利が確実となりました。

トランプ氏インスタグラムより

一時はハリス氏が優位ではないかと見られていました。しかし、1968年以降、ノースカロライナ州の大統領選挙で民主党が勝利したのは2008年、1976年だけでした。それほど共和党の地盤が強い州でした。

共和党は1976年(カーター)と2008年(オバマ)を除き、1968年以来すべての選挙でノースカロライナ州を制している。 ボブ・ドールは、1996年にクリントンが一般投票で約9ポイントの差で勝利したノースカロライナ州で勝利した。 特にこれが真実であれば、ハリスが今年ここで勝つことは考えにくい。

近年ノースカロライナ州は都市部への人口の流入が増加していることにより、民主党の勢力が大きくなってきたという分析もありました。

ノースカロライナ州で急成長している地域と、ノースカロライナ州が真っ赤な州から紫の州に変わった理由をご紹介します。田舎の地域では人口が減少し、人口密度の高い地域では人口が増加していることに注目してください。

また、共和党のノースカロライナ州知事候補の様々なスキャンダルが浮上したことも、トランプ氏の足を引っ張る結果になると考えられました。

共和党知事候補が負けたのにもかからわず、同じぐらい物議をかもす発言をしてきたトランプ氏は勝ちました。もはや米国民は「トランプ慣れ」しすぎているのではないでしょうか?

ノースカロライナ州 Wikipediaより