兵庫県知事選、斎藤元彦前知事が稲村和美氏らを退け再選

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アゴラ編集部

兵庫県知事選が17日に行われ、前知事の斎藤元彦氏（47）が再選を確実にしました。斎藤氏は対立候補である前尼崎市長の稲村和美氏（52）らを破り勝利しました。

前知事の斎藤氏に対する内部告発を発端に、不信任決議が可決され、再選挙が実施されることになりました。斎藤氏は初当選時には自民党と日本維新の会の推薦を受けていましたが、今回は無所属で出馬しています。

斎藤氏インスタグラムより

稲村陣営は組織票で圧倒すると言われていましたが、斎藤氏の勢いには敵いませんでした。

斎藤氏の不信任決議までの経過に多くの有権者が疑問を持ちました。SNSや街頭活動で支持を広げ、終盤に勢いを増していました。

その演説の内容もまったくちがったものになりました。

稲村和美氏インスタグラムより

対立する陣営はもはやなりふり構わない攻勢でした。

マスメディアの扱いに違和感を感じるのは確かです。選挙後に変化はあるのでしょうか。

斎藤氏に対する告発文書に対しても多くの疑問符が投げかけられていました。

斎藤氏が復帰すれば辞めると言う県職員も少なくないそうです。

兵庫県議会はどう落とし前をつけるつもりでしょうか。

今回の兵庫県知事選挙を通じて、選挙は新しいフェーズに入ったことが明らかになりました。