北参道の隠れ家、大人も楽しめるソフトクリーム屋さん「レティエ」

出口里佐です。

ソフトクリームはお好きですか?

コーンにぐるぐると巻かれた白いソフトクリームは、イタリアのジェラートとも異なり、日本独自のもののように思えます。

私の夫(71歳)はソフトクリームが大好きです。旅先で飛行機が遅れたり、少し時間が空いたときなど、ソフトクリームを与えると機嫌が良くなるので、私にとってはとても便利な存在です。

美味しいソフトクリームを提供するお店は数多くありますが、最近私のお気に入りは、北参道駅(または千駄ヶ谷駅、国立競技場駅)から徒歩5分ほどの場所にある「レティエ」。

このお店の外観は、ブルーの壁に白いミルクがこぼれたようなデザインで、落ち着いた街並みの中でひときわ目を引きます。ドアを開けると、温かみのある空間が広がり、メインのソフトクリームのほか、クッキーや軽食も提供されています。

レティエの正面。ブルーの壁にミルクがこぼれた様子が目をひきます。

近くに将棋会館があるため、クッキーには将棋の駒をかたどったものがあります。将棋会館へはグラタンなど軽食の出前も行っているそう。将棋好きの方にも嬉しいポイントですね。

近くの将棋会館には軽食の出前もしているそう。将棋クッキーは、藤井聡太さんも食べたかも。

私のおすすめ:「ハチミツと三種のナッツ」

ソフトクリームの種類はいくつかありますが、私はいつも「ハチミツと三種のナッツ」(税込890円)を選んでしまいます。ローストしたナッツ(ピスタチオ、ピーカンナッツ、キャラメリゼしたアーモンド)のカリッとした食感と、自然な甘さのハチミツが絶妙に溶け合い、一度食べると忘れられない美味しさです。

ハチミツと三種のナッツのソフトクリームは一番人気。
ローストしたナッツのカリッとした食感と自然な甘さのハチミツを、甘さ控えめのソフトクリームが引き立てます。

このソフトクリームは、イタリアのカルピジャーニ社製のサーバーで作られています。カルピジャーニ社は「ソフトクリームサーバー界のフェラーリ」とも称されるメーカーで、ふわっとした口当たりと滑らかな舌触りを生み出します。

イタリアのカルピジャーニ社のソフトクリームサーバー。
一台200万円以上の高級機!ふわっとした口当たりと滑らかさの秘密。

ソフトクリームは日本独特のものと思っていましたが、実はジェラートの本場イタリアの企業が専用マシンを開発していたのですね。一台200万円以上する高級機とのことで、そのこだわりが味に反映されているのも納得です。

お店の雰囲気

レティエの店内には、小さな窓のような装飾があったり、牛の形をした可愛らしい椅子(大人用ですが、可愛すぎて座るのをためらってしまうほど)が置かれていたりと、ユニークな雰囲気です。一人で訪れても楽しく過ごせる空間で、女性だけでなく、中高年の男性も一人でソフトクリームを楽しんで召し上がっていました。

カウンター席前の壁には小さな窓がところどころに。
お店でぜひ中を開けてみてくださいね!

牛のカタチの椅子。大人用だそうですが、可愛すぎて座れませんよね。

冬場はソフトクリームだけでは寒いので、私は必ずホットコーヒーも一緒に注文します。レティエのソフトクリームは、厳選された岩手県葛巻町の低温殺菌牛乳を使用し、甘さ控えめ(通常のソフトクリームの4分の1の砂糖)で作られているため、罪悪感なく楽しめるのも嬉しいポイントです。

通販でも楽しめます

実はこのソフトクリーム、通販でも購入できます。

オンラインでは、

  • ソフトクリーム(8個セット、2,800円)
  • 将棋会館にも出前している海老グラタン(3個セット、将棋の駒クッキー付き、3,500円)
  • ソフトアイス8種詰め合わせ(4,500円、私のお気に入り「ハチミツと三種のナッツ」も含まれています)

などが購入可能。遠方の方も気軽に楽しめるので、冷凍庫にストックしておきたくなりますね。

お店に行く際は、木曜日が定休日なのでご注意を。

ぜひ、レティエのソフトクリームをお店でも通販でも味わってみてください!