旅行好きな人は「マリオットの奴隷」になった方が良い

アメリカンエキスプレスのマリオットカードを愛用しています。京都と大阪に出かけた今回も大活躍でした。

まず、貯めていたポイントを使ってホテルの宿泊料金はすべて無料になりました。京都のホテル・ザ・ミツイは宿泊ポイントが90,000くらいですから、クレジットカード300万円の利用で1泊無料の計算になります。

それだけではありません。利用金額に応じてプラチナエリート会員のステータスになると、2名分の朝食が無料になります。6000円×2として12,000円です。

さらに、お部屋が2ランクアップグレードされました。一番安い部屋を予約しても眺めの良いデラックスルームにしてもらえました。

チェックイン・チェックアウトも優遇されます。

今回大坂で宿泊したW大阪には12時前に到着しましたが、15時のチェックイン前にも関わらずお部屋が空いていたのですぐに部屋に入ることができました。荷物を開けて、着替えてからランチに出かけることができてとても助かりました。

そして、チェックアウトも12時チェックアウトだとランチをしてからお部屋に戻ることができません。ディナーの前の16時までに変更をお願いすると、週末にも関わらずこちらも対応してもらえました。

このようにお金に換算できないサービスも提供してもらえるとてもバリューなカードなので、すべての支払いをマリオットボンヴォイカードに集中さえてしまい、ホテルも出来る限りマリオット系列に宿泊するようになってしまいます。

これを「マリオットの奴隷」と言います。

奴隷という言葉とは裏腹に極めて快適な旅行ができて大満足です。今心配していることは、このマリオットボンヴォイカードの利用者が増えて、カードの優遇内容がダウングレードされることです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年2月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。