新年度を迎え、多くの企業が2027年春卒業予定の学生に注目しています。こうした中、内閣官房などは3月、就職活動で保護者の同意を求める「オヤカク」が行き過ぎると「オワハラ」につながる恐れがあるとして、経済団体に注意を促す要請文を出しました。
内定辞退防ぐ親の確認「オヤカク」 政府が文書で懸念https://t.co/OleLuNiVx8
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 12, 2025
「オヤカク」は、企業が内定辞退を防ぐための方策としてすでに定着しています。

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オヤカクって必要なのかという声が多く聞かれます。
まだまだ企業努力が足りていないと企業側の姿勢を問いただす声も。
学生優位の新卒採用で親の存在感が台頭し、内定辞退恐れる企業が親の意向確認(オヤカク)に注力…とありますが、内定辞退を防ぎたいなら、労働環境や待遇を他の企業より魅力的にして選ばれる企業になれば良いだけです。むしろ、親を人質にして内定を辞退させにくくする手法は卑怯ではないでしょうか。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) January 31, 2024
一方で、就活の現状を心配する声も。
お受験だけでなく、就活も影の主役は親御さんなのでしょうか。
ってかその世代の親って俺と同世代だと思うんだけど世も末だね
大学生の親に存在感 入学式手厚く、企業は「オヤカク」 – https://t.co/hgErGF3gC9— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) April 18, 2016
就活でもキーパーソンは「お母さん」だそうです。
アホか。。>就活もキーパーソンは「ママ」!?|【NHK就活ゼミ】 親子の関係がとても近いと言われる今の大学生。なかでも、頼りにされているのはやっぱり「母親」です。
企業が”オヤカク”と称して親の内定承諾を取り付けるなんてことも行われている昨今、優秀な学生 https://t.co/UZYdhkRCNx— 田端信太郎 @ 株ライバー!毎朝8:45からYouTubeライブで投資情報をワチャワチャ配信中 (@tabbata) June 9, 2020
いつの時代でも親御さんは安定を求めています。その心理を突いた作戦でしょうか。
社会情勢に関わらず、親は子供に対して安定を求めがち?
就活生の保護者に内定連絡する「オヤカク」する企業が増えているようです
そこには企業側のある狙いもあるようで…詳しくはこちらで↓https://t.co/7li719VLvI pic.twitter.com/i3AqSDzRPg
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2022
オワハラというのも話題になっていましたが、企業はとにかく内定者を逃がすまいと努力していますが、どこかズレています。
余裕のない会社
「今受けてる会社を全部辞退すれば、この場で内定を出そう…」
「他会社の最終面接に行く? あいにく当日は当社の内定者研修がある日でね…」
「辞退するなら、君の大学からもう誰も採用しないよ…」就活生
「こんなオワハラをする会社、ブラック企業に違いない…早く逃げないと…!」— 新田 龍 (@nittaryo) April 11, 2023
採用というのは結局、需要と供給、有り体に言ってしまえば力関係でしかないようです。
某メガバンクから内定貰ってたゼミ同期が熟慮の末に辞退連絡を入れたら結構キツめに詰められたんだけど「実は日銀に行きます」って明かした途端、相手が平身低頭な態度に変わった話めちゃくちゃ好き
— 吉沢さん (@yoshiyoshi_1995) September 28, 2022
安定の先にいったい何が待っているのでしょうか。
非モテ貧乏のロスジェネ氷河期世代は就職もキツく非正規に大勢流れて正規に辿り着けなかった人も多い。それでもなんとか正規社員になれたというのに早期退職勧奨。Z世代はこの屍を越えていかなくっちゃだよね。
空前の売り手市場で人手不足なのに「早期退職募集」が加速? https://t.co/OF59BH8Z2f
— なると (@narutoryuji) March 10, 2024
少子化と人手不足で企業は内定辞退に警戒を強めていますが、政府の文書には法的拘束力はないものの、政府が自由な職業選択を重視する姿勢を示した意義は大きく、今夏に実態調査が行われる予定だそうです。






