河野太郎衆院議員は、クルド系トルコ人らが集住する埼玉県川口市を視察しました。河野氏は、難民申請が却下されたにもかかわらず、人道的な理由で収容を免れる「仮放免」制度などについて、自身の公式ホームページなどで見解を述べており、大きな話題になっています。
埼玉県川口市のクルド人の集住が問題視されるようになった地域を視察に行きました。
2025年1月1日現在の川口市の人口は607,447人、そのうち外国人は48,161人で人口の7.93%になります(住民基本台帳のデータに基づく)。…
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 12, 2025
その中で「偽装難民が取り締まられることなく常態化すると、正規の在留資格で滞在し、日本社会の中でまじめに勉学に励みあるいは仕事をしている人までが偽装難民などと疑われることになりかねず、早期に厳格な対応が必要」との懸念を述べています。

河野太郎氏HPより
埼玉県川口市では、クルド系トルコ人による「偽装難民」問題が注目されています。2025年1月時点で、川口市の人口約60万人のうち、外国人は約4.8万人(7.93%)です。最多は中国人で、トルコ人は1,513人と特別に多いわけではありません。
しかし、川口市に住むトルコ人の約75%は、難民申請中の「特定活動」資格や、仮放免・監理措置といった在留資格で滞在しています。これらの人々の多くは短期滞在目的で来日後に難民申請を繰り返し、不認定後も帰国せず日本で働いているケースが目立ちます。
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また、川口市と隣接する蕨市には、クルド系トルコ人が代表の解体業者が180社以上登録されており、就労実態があるとみられます。入国時には観光目的などで来日し、難民申請を行って在留資格を確保する例が多く、実態は出稼ぎや移住目的とされています。
クルドカーの過積載は異常です。電線が近くて怖い。アイツら、シートで廃材を覆わないので、川口には釘やらが落ちてる率が高い。住民のタイヤのパンクも頻繁に聞くようになりました。日本の解体業者であれば、シートで廃材を覆うのは常識です。クルド解体屋に何度指摘してもルールを守ってくれません。 https://t.co/d9oSgcqCPD pic.twitter.com/kY1HW5fmkM
— 次世代lico (@lico339) April 18, 2025
トルコ人の難民申請は2024年に1,223人で、全体の約1割(第3位)を占め、再申請率や申請取り下げ率も非常に高いです。一方で、実際に難民認定された例は裁判での1人だけです。
更に、難民認定申請者の圧倒的大多数(94%)が正規の在留資格がある外国人。
もっと言うと、2024年の難民申請者(12,373人)のうちトルコ国籍者は1,223人で、そのうち不法滞在状態にあった人は196人のみ。 pic.twitter.com/N0glXo2CWT— Dr. Naoko Hashimoto 橋本直子 (@NaokoScalise) April 22, 2025
ただし、トルコ国籍のクルド人が、観光目的でビザなしで日本に入国し、その後に難民申請を行っているようです。申請が認められなくても何度も繰り返し申請し、仮放免などの在留状態となったまま、帰国せずに日本で仕事をして生活している実態があるとみられます。
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難民申請複数回の半数はトルコ国籍 川口のクルド人男性は5回目不認定もなお滞在中https://t.co/gOAvuR5Qgyトルコ国籍者は過去にほとんど難民認定されていない。また、複数回申請者のうち、申請時に仮放免などで不法滞在だった人は506人で、全体の3分の1以上にのぼった。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 23, 2025
河野議員は、こうした事態が放置されているのは「外務省、法務省・入管庁、警察庁の不作為あるいは力量不足」であると批判し、外務省に対しては査証免除措置の停止を求めているとしています。加えて、不法就労者に対する摘発や強制送還など、厳格な対応を進める必要があると訴えました。
外務省、法務省・入管庁、警察庁の不作為あるいは力量不足が連鎖して、偽装難民が取り締まられることなく常態化すると、正規の在留資格で滞在し、日本社会の中でまじめに勉学に励みあるいは仕事をしているトルコ人までが偽装難民などと疑われることになりかねず、早期に厳格な対応が必要です。…
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 12, 2025
また、河野議員は同日、警察庁に対して日本に住民票のない中国人が来日して中国の運転免許証を日本の免許に切り替えることを今後は認めない方針を明確にしたとも述べています。
日本に住民票のない中国人が、来日して中国の運転免許証を日本の免許証に切り替えるのは今後認めないことを警察庁が明確にしました。ルールの適用が杜撰だったものについて、きっちりと法令が適用できるように目配りをしていきます。
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 12, 2025






