ニホンウナギ、EUが国際取引規制提案でうな重はどうなる?

欧州連合(EU)は、ニホンウナギを含む18種をワシントン条約の規制対象に加える提案を検討しています。採択されれば、輸出入には科学的根拠に基づく許可書が必要となり、日本のウナギ輸入に大きな影響が出る可能性があります。

EUは資源減少を理由に挙げていますが、日本の水産庁は「十分な資源量があり、国際取引による絶滅の恐れはない」と反論。小泉農相も「極めて遺憾」と述べ、採択回避に向けて関係国と連携するとしています。しかし、さっそくコミュニティノートが付いてしまっています。

小泉進次郎農相 農水省HPより

日本では水産資源の管理があまりうまくいっていないようです。

国内最大手のウナギチェーンも危機感を示し、「完全養殖」など将来に向けた対応を進めています。業界団体は政府に対し、掲載回避に全力を尽くすよう求めています。

消費者自身が知識を持ち、考え、行動を起こすことが、結果的に資源保護につながります。