きょうはこんな記事を取り上げます。
【トランプ氏、広島と長崎への原爆投下になぞらえてイラン攻撃を正当化…「戦争を終結させた」】
【ハーグ=蒔田一彦】米国のトランプ大統領は25日、米軍によるイランの核施設攻撃について、第2次世界大戦時の広島と長崎への原爆投下になぞらえて「戦争を終結させた」と主張した。訪問先のオランダ・ハーグで、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と会談した際に発言した。
トランプ氏は会談の冒頭で「広島や長崎の例を使いたくないが、(イランへの攻撃は)本質的に同じことで、戦争を終結させた」と述べ、攻撃を正当化した。
(2025/6/25 読売新聞)
安倍総理だったらトランプのこの発言は修正させていたのではないかと思います。
発言を修正してもらえるだけの関係を構築していました。
一方で岸破政権は岸田と岸田派が米国民主党だけにべったりで、共和党側と人脈もないのに派閥抗争を優先して人脈を持っている人の協力を得ようとせず、それどころかひたすらに干している状態です。
外交どころか人脈作りに興味のない石破茂と彼の派閥に至ってはコネは皆無と言っていいでしょう。
昨年末に安倍昭恵氏がせっかく大統領就任前で肩書きなしでトランプ大統領と会える場をセッティングしてきてくれたのに直後に岸田が官邸に入って石破と会談を行うとこのトランプ大統領との面会はキャンセルされました。
そうまでして反安倍の方が大切、派閥抗争が絡むと一手先のことも考えられないのが岸田文雄という人間の特徴と言えます。
利用できるものは利用し、先人達の良いものはそのまま真似すれば良いのです。
プライドばかり無駄に高いだけの中身のない人にはこれができません。
おまけに大宰相と評価される安倍晋三に対しての不必要な妬みをやめず、独自色を出そうとしてやってきたことが岸田文雄も石破茂も反安倍路線を採る事です。
また自分にしか興味がない現総理は人との関係構築がいかに重要であるかを理解せず、外交の場でも人脈を作るための努力どころか、ぽつんと席にすわったままスマホを見ているようなレベルです。
せっかく海外の首脳が集まる場なのに席に座ったままスマホをいじって外国の首脳から声を掛けられたのに、席に座ったままの挨拶で済ませるなんていくらなんでも失礼すぎますし、外交と言えども個人間での信頼関係というものを全く考えていない様に呆れるしかありませんでした。
かつての民主党政権がそうでしたが、「自民党を否定する」というところに重きを置いていたため自民党政権で決められた約束など片っ端から反故にしていきました。
挙げ句に発注済みの工事まで途中で止めて予算を回収したりを法的根拠なしに実行するなど本当にメチャクチャでした。
そこまでではないにしても、安倍晋三という大宰相の政策を分析し、良い部分はそのまま真似すればいいだけなのに、残念ながら反安倍が政策を考える根っこになっていたため、岸田~石破政権の間に自民党は現役世代への負担ばかりを増やすなど、現役世代、若者層からどんどん支持を失い続け、老人層だけを当てにする状態になっています。
挙げ句毎年繰り返している給付金は住民税非課税世帯をターゲットにすることで年金暮らしの老人層にばかり偏るようにばらまかれてきました。
派閥抗争で権力を握る事しか考えられず、自民凋落の原因を作ってきた岸田文雄はこんなことを言い出したようです。
自民党の岸田文雄前首相は25日夜、与党が参院で過半数を維持する重要性を強調した。さいたま市で講演し、7月3日公示の参院選について「与党が過半数を割れば、ますます物事を決められない政治になる。政権交代も起こり得るかもしれない」と述べた。
参院選後に関し、衆院で少数与党になっている現状に触れ「野党とどう連携するか。連立も考え直さなければならない」とも語った。
(2025/6/26 共同通信)
フィクサー気取りで他人事な発言に見えます。
原因を自分が作ってきた意識すらいまだに無いのでしょう。
今度の参議院選挙で負ければ政権後退どころか、自民党が二度と政権に戻れなくなる可能性すらあります。
それだけ自分が権力を握って反安倍をしたいがために党も党の支持層も破壊してきた張本人が岸田文雄です。
本人にはその自覚が全く無いようです。
常に他に責任を見出して楽に生きてきたんだろうなと思います。
常に責任を他に見出す人には改善の可能性がほぼないのですよね。
参議院選挙は幸いにして比例も候補者個人名を書く事が重要ですから、保守系の候補者を1人でも多く送り込んで選挙が終わって一段落したところで石破下ろしがしやすくなるようにするしかないように思います。
岸破政権は党内権力抗争のためだけなら権力の悪用に躊躇がありません。
追加処分はしないと言いながら非公認で実質党から追い出して選挙させてたくらいです。
権力を当たり前に濫用して公認非公認を決めてしまうのですから、(※なお不記載があったものの岩屋毅は全く問題無し扱い)ほとんどの議員達は参議院選挙を乗り切るまで黙っているしかなくなると思います。

石破首相インスタグラムより
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年6月27日のエントリーより転載させていただきました。






