参政党代表の神谷宗幣氏が、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」共同代表ティノ・クルパラ氏と会談を行いました。場所は国会会館の事務所で、約1時間にわたって意見交換が行われたと神谷氏は説明しています。
AfDは移民やEUへの懐疑的な姿勢、グローバリズムへの反発を掲げる政党として、ヨーロッパでも注目されています。神谷氏が参政党の考え方や政策を説明したところ、クルパラ氏は「その路線を貫いてほしい」とエールを送ったそうです。神谷氏はX(旧Twitter)に「近く欧州にも行けたら」と投稿しており、今後の国際的な交流にも前向きな姿勢を見せています。
ドイツのAFDの共同代表のティノ•クルパラ氏が、会館の事務所に来てくださり、1時間の意見交換ができました。
参政党の政策やスタンスをお話したところ、
「是非その路線を堅持してやって欲しい」とメッセージをいただきました。また近く私も欧州にいけたらと思います。 pic.twitter.com/QEQlC1Yqom
— 神谷宗幣【参政党】 (@jinkamiya) August 5, 2025
また、外国人記者クラブで行われた記者会見にて、「親和性が高いと感じる政党は?」という質問に対して、神谷氏は米共和党の保守派や、フランスの国民連合(RN)、イギリスのリフォームUK、そしてAfDの名前を挙げています。それぞれが「自国第一」や「伝統重視」などのスタンスで、既存の政治に対する批判や独自のメッセージを発信しています。
「排外主義なのか?」 参政党の移民政策に海外メディア関心https://t.co/K66CsieEX6
参政党の移民政策や海外資本に対する認識に、海外メディアから関心が集まっています。日本外国特派員協会で行われた記者会見では、米ブルームバーグ通信などが移民や外国人政策に関する質問を寄せました。
— 毎日新聞 (@mainichi) July 8, 2025
既に欧米の保守は国際的な連携を強めており、その中での活動を参政党が活発化させるかどうかが注目されます。
今週はCPAC(保守政治行動会議)ポーランドとハンガリー版がそれぞれ開催。ポーランド版には米・国土安全保障省長官とルーマニアのシミオンAUR党首が参加。他方、現時点でのスピーカーを見る限り、ハンガリー版は欧州極右政党関係者が多い。米国からの著名人は少なく、ポーランドにとられた形か…? pic.twitter.com/Ntjde9y5IJ
— 石川 雄介 Yusuke Ishikawa (@Y_Ishikawa_j95) May 27, 2025
アフターCPACは各国の保守系参加者の方々と晩餐会。テーブルでの私の正面はトランプ政権のときの米司法長官、メキシコで保守政党を創った方、欧州の保守をリードしている国であるハンガリーの方。彼らに日本には日本唯一の保守政党である参政党が誕生したことをたっぷりアピールいたしました。 pic.twitter.com/U81ONKqeOZ
— 松田まなぶ(松田学)@参政党 (@matsudamanabu) December 3, 2022
日本の保守論壇も参政党への「期待」を見せるようになっています。
谷本真由美さんも登場する正論9月号はこちらからhttps://t.co/1R6VpCBRxI
— 雑誌「正論」公式アカウント (@zasshiseiron) July 30, 2025
参政党がこうした国際的な右派ネットワークとつながりを持ち始めていることで、日本の保守系政治の今後にも影響を与える可能性があります。海外の潮流とどう向き合うか――今後の動きが注目されます。

神谷宗幣氏Xより






