経営陣は現場に丸投げ? :「ポケモン」カード騒動でブランドイメージが棄損

アゴラ編集部

日本マクドナルドは8月11日、ハッピーセット「ポケモン」カードキャンペーンをめぐる混乱について公式サイトで謝罪しました。

8日の販売開始直後から一部客による転売目的の大量購入が発生し、店頭や周辺での混雑、注文品の放置・廃棄が確認されました。

SNSではフードロスやクルーへの威圧的行為が批判され、メルカリなどでの転売出品も多数見られました。

再発防止策として、対象ハッピーセット販売時の厳格な個数制限、モバイルオーダーやデリバリーでの制限、ルール違反客への販売拒否や公式アプリ退会処理、フリマアプリ運営事業者との協議継続を発表しましたが、ブランドイメージを棄損した経営陣への批判は止まりません。

同社は「子供と家族に楽しい食体験を提供する」という理念に立ち返り、販売方法や対策を継続的に見直すとしています。

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一方で、希少性の高い商品の転売を完全に防ぐのは難しく、根本的には供給量増加や人気キャラとのコラボ中止なども選択肢との指摘があります。

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