宮古島駐屯地の比嘉隼人1佐が、市民団体に「許可取れ」と発言した問題で謝罪に追い込まれた件は、防衛省や政治の姿勢を映し出す象徴的な出来事となりました。任務に専念するべき自衛官が、訓練を妨害する活動家に頭を下げざるを得ない状況は、自衛官の名誉を大きく傷つけたに違いありません。
任地防衛に命をかける自衛官、まして部隊指揮官が、訓練を妨害してきた左翼活動家に頭を下げなければならない。これが、まともな国家か? この状況を許容し、武人の名誉を汚した政府、自民党、声を上げぬ将官OBに、多くの国民は深く失望した。必ずしっぺ返しがあるよ。
— 吉永ケンジ/安全保障ジャーナリスト (@yk_seculligence) August 19, 2025
当初は防衛省内でも「訓練そのものに謝罪はしない」との認識があったにもかかわらず、最終的に上層部の意向で方針が変わり、比嘉1佐は謝罪させられたようです。背景には政治的圧力や、石破政権の「自衛官を守らない姿勢」があると指摘されています。
宮古島の案件、昨日まで防衛省の大幹部との意見交換では、大きな話題となった事は遺憾だが、威圧?について反対派に謝罪とか、訓練に対する謝罪はしないと聞いていた。
昨夜から今朝の間に防衛省の対応ラインが変わったのか?彼より上の方の意向なのか? https://t.co/8gHljFSuF7— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 19, 2025
小坂英二氏によると「防衛省本部が指示を出して、宮古島駐屯地トップに謝罪させた」ということだと。
石破政権は、自衛官を守る気概が無い。こんな扱いを受けながら、最前線の宮古島で職務に邁進する自衛隊員に
申し訳ない。自衛隊員を守りたい。https://t.co/k9HhaCGEes @Sankei_news— 西澤 nishizawa (@R1Jnl17veoUoRAE) August 19, 2025

比嘉隼人1等陸佐 陸上自衛隊高田駐屯地公式Xより
謝罪によって反対派を勢いづけ、法的措置へと発展する危険性まで高めたという見方もあり、「逆効果でしかない」という批判が強まっています。
やはり第2のあたご事件となってしまった
防衛省・自衛隊と外部との関わりにおいて、大きな転換点ともなりうる機会でもあっただけに非常に残念だ
本件、石破総理が退陣していれば、結果が変わった可能性も高いだろう
いくつかあるポイントを整理したい
— 数多久遠 新刊『航空自衛隊 副官 怜於奈5』7/15発売! (@kuon_amata) August 19, 2025
本件で活動家が用いた拡声器での妨害行為は、条例で禁止された音量・時間帯で行われており、使用する場合は公安委員会の許可を得なければならない。
また、デモ活動についても許可が必要である。
それを守っていない不法者に謝罪?石破と中谷は何をやっている?本っ当になにもできない無能なんですね https://t.co/r9BXrIPosG— madskipper0630 (@madskipper0630) August 19, 2025
本来であれば、市民団体の違法行為こそ問われるべきはずですが、矢面に立たされたのは現場の司令官でした。
嫌がらせを受けた側が謝罪させられる⋯
本当にそうなっちゃうのかな。日本、おかしな国。 https://t.co/ZMLvH2MADP— シングルファーザーの模型部屋のはずなのに (@mokeibeya) August 18, 2025
政治が自衛隊を守らず、現場の隊員を犠牲にして体裁だけを取り繕う姿勢は、正直者が損をする社会を自ら作り出しているようなものです。
自衛隊を守ってくれる政治家はいないのでしょうか?
【速報】陸自宮古島駐屯地司令「許可取れ」発言謝罪
観光施設駐車場で抗議活動をしていた市民団体に「許可取れ」と大声で迫った問題で、比嘉1佐は19日、駐屯地で市民団体と面会し、謝罪した。https://t.co/WRsPdAFSbe
— 神奈川県自衛隊応援団 (@k_JSDFouendan) August 19, 2025
これで「自衛隊は日本の誇り」と唱えても、現場を支える隊員の士気や国民の信頼は失われるばかりでしょう。皮肉なことに、自衛隊を守るべき政治が、最も率先してその存在を傷つけているのです。
もう政治家が「自衛隊は日本の誇りです」なんて言っても信じない。その誇りが汚されたまさに今日、一切何もしなかったのだから。
— 自衛官専門FP 佐々木拓也 (@kakeibouei_2nd) August 19, 2025

中谷元防衛大臣SNSより






