なぜ花火大会のためだけに大曲まで出かけるのか?

昨年の新潟の長岡花火大会に続き、今年は秋田の大曲花火大会に出かけてきました。これで日本3大花火大会の2つを制覇したことになります。

今回も友人でビジネス書作家の鳥居祐一さんにお誘い頂き観覧できました。

長岡も大曲も普段は静かな街ですが、花火の時期だけは全国からたくさんの人が集まり、大変な混雑となります。

大曲は5万人の街に花火の期間だけで約70万人が集まるそうです。

花火を観ようと思っても、簡単ではありません。まず花火大会の観覧チケットを手に入れる必要がありこれが大変です。

今回も何回も抽選にチャレンジして、ようやく貴重な席を手に入れることができたと言っていました。

そして花火大会の観覧席の予約だけではなく、花火大会が終わった後の宿泊場所の確保も一苦労です。

大曲駅周辺のホテルはもちろん予約不可です。秋田や盛岡のホテルも予約が取れないらしく、今回は大曲から車で2時間ほどの雫石プリンスホテルを予約してもらいました。

花火大会が終了してからバスでホテルに向かいます。

花火大会は日暮れ前の5時ごろから始まり、10時過ぎまで続きます。

最後まで見ていると渋滞に巻き込まれて帰れなくなるリスクがあり、後半の見所が終わった時点で大曲駅に待機しているバスに歩いて移動。早めに引き上げましたが、それでもホテルに到着したのは、深夜ですでに日付が変わっていました。

長岡にも大曲にも共通する花火大会の魅力は、現地でしか味わうことができない圧倒的な迫力です。

大量の花火が豪快に打ち上げられ、真上から降ってくるような感覚がたまりません。ビールやお弁当を食べながら爆音と火薬の匂いが充満した河岸で臨場感溢れる貴重な時間を過ごせました。

毎回現地で快適な時間を過ごせるのは、地元に詳しい現地の方にお世話になっているからです。

昨年の長岡ではお弁当で有名な地元の池田屋さんの永橋さんに現地の手配をしていただきました。今年の大曲では高品質お醤油で知られる安藤醸造さんの田口さんにアレンジをお願いしました。

旅行会社のスタッフでもないのに、事前準備から当日のご案内までホスピタリティ溢れる対応をしてもらいました。彼らなしではこのような機会は実現できません。

そして参加されたメンバーとも和気あいあいと楽しく過ごすことができました。

今年も日本は酷暑ですが花火を観ると日本の夏はやっぱり良いなと思ってしまいます。

どちらの花火大会も機会があればまた参加したいと思います。鳥居祐一さん、来年もまたよろしくお願いします(笑)。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年9月日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。