なんとか踏みとどまった総裁選

4日に行われた自民党総裁選の投票は一回目では決着がつかず、決選投票となりました。

以下一回目得票

高市早苗 議員票64 党員票119 合計183
小泉進次郞 議員票80 党員票84 合計164
林芳正 議員票72 党員票62 合計134
小林鷹之 議員票44 党員票15
茂木敏充 議員票34 党員票15

小泉進次郞陣営が出陣式の時に92人集まっていたと数を強調していましたが、菅義偉らの圧力で出陣式に強制参加だったという事情もあったようです。

このため92だったのが80に減っているのも面白いです。

高市早苗候補は地方票の4割以上を集めました。

31の都道府県でトップになっています。

トップになれなくても多くの県で次点を取っていました。

1位得票をした県の数

高市早苗 31
小泉進次郞 9
林芳正 6
茂木敏充 1
小林鷹之 0

圧倒的です。

ちなみに一位と二位の差が800票未満のところも少なくありません。

神奈川で826票(しかも党費を納めていたのに)が党籍削除され党員票が無かったことにされかねないところだったことが判明していますが、そうした小細工など全く関係ないレベルでの党員票の獲得割合でした。

決選投票では 議員票 党員票
高市早苗 149票 36票 合計185票
小泉進次郞 145票 11票 合計156票

高市早苗候補が議員票でも勝って総裁に当選しました。

岸田文雄と菅義偉が目先の自分の利権のためだけに日本を巻き込んで自民党滅亡に突き進んでいましたが、土俵際で踏みとどまったと言ってよいかと思います。

決選投票では党員票が一気に47票まで減るため、小泉進次郞は勝利を議員票での確信していたような表情を見せていましたが、岸田文雄、菅義偉らの派閥を使った締め付けは昨年のようにはうまくいきませんでした。

やはり高市早苗候補が党員票を思いっきり集めた事が大きかったように思います。

公認権で脅すような岸田文雄や菅義偉に従って小泉進次郞を勝たせたところで多くの党員を敵に回し、有権者を敵に回すことは落選につながります。

その事に気付いた人もいたのかもしれません。

これが決選投票で高市早苗の方へ流れて、議員票でも高市早苗の方が勝った理由ではないかと思います。

さて、今回の総裁選では事前のオールドメディアによる世論誘導を兼ねた総裁選予想と偏向報道があまりにひどかったです。

「高市は奈良公園の鹿が外国人観光客に蹴られていると嘘をついている」などと攻撃し続ける一部の腐ったメディアも目立ちました。

SNSでは次から次へと外国人観光客による鹿への暴行の証拠動画が拡散されるような状況でしたが、そうした事実は一切無視してこの一点での高市攻撃を行っていました。

マスゴミは小泉進次郞を持ち上げまくっていましたが、進次郞はボロを出さないように政策議論から逃げ回っていただけでしたから政策面で特定候補を攻撃しようとしてもかえって小泉進次郞のダメさが目立ちかねないそういう事情があったのかもしれません。

というわけで後世に伝えたい偏向マスゴミの素晴らしい総裁選予測スクショ。

このブログでマスゴミお得意の捏造アンケートだと書いてきた「総理にふさわしい人」でもダントツだった事になっていました。

今回の総裁選はオールドメディア依存の古い政治で滅亡するのか、オールドメディアから脱却するのか、そういう意味合いの総裁選でもあることを書いてきました。

この点でも自民党は岸田文雄、菅義偉という目先の欲の事しか考えられないオールドメディア依存の情弱による古い政治を押さえ込む事が出来て本当にぎりぎりのところで自民党が踏みとどまったと言えます。

高市早苗総裁誕生のために我慢してきた党員の皆様、高市早苗を総裁にすべく走り回った議員の皆様。

本当にありがとうございました。

ですがここからが大変です。

岸破政権によって自民党は衆参とも過半数を失い、しかも石破の居座りによって予算編成の都合から来年の通常予算の成立までは解散を打てる余裕がなくなりました。

高市早苗政権が苦難の状況を乗り切って長期政権を築く事を願います。

高市早苗新総裁 自民党HPより


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年10月5日のエントリーより転載させていただきました。