
まずは自分達が嘘を垂れ流してもまともに訂正しないのがあたりまえのオールドメディアのファクトチェックから。
以下TBSの記事。
【“初手で間違えた”自公連立崩壊の背景は?「政治とカネ」以外にも決裂の理由が…【サンデーモーニング】】
(2025/10/12 TBS)
記事から引用します。
政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「総裁に決まった直後に、国民民主の玉木さんと会ったり、榛葉幹事長と麻生太郎氏が会ったり、完全に公明党は、なきがごとき。初手で間違えた」高市執行部は、連立の拡大を摸索する中で国民民主党の取り込みに動く一方、公明党を軽く扱い不信を買ったといいます。
ギリギリセーフ後藤謙次ですね。
2018年の話です。
財務省幹部から特ダネを取らせるためにテレビ朝日が自社の女性記者に財務事務次官らとのセクハラ接待を強要し続けていたことが発覚した事件がありました。
当時報ステ解説員をやっていた後藤謙次はこの深刻な問題をテレビ朝日に媚びるためなのか「ギリギリセーフ」などと言って問題無しとしました。
このため一部ではギリギリセーフ後藤謙次と言われていたりします。

話を戻しましょう。
今回の公明党の連立解消についてギリギリセーフ後藤は自民が新総裁が決まった直後に公明党を差し置いて国民民主党と連立交渉していたことが問題。
初手で間違えたなどとして公明党の方を擁護、自民党の方が悪手を打ったという話にしました。
というわけでソース付きで行きましょう。
10月4日15時 高市候補当選が発表される
10月4日17時半ごろ 高市早苗総裁 連立を組む相手の公明党へあいさつに
【自民党 新総裁に高市早苗氏】各党の反応は―
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▼立憲民主党 野田佳彦代表
「高市さん昔から知っておりますけど、ガッツのある人なんでね」
「少数与党に衆参ともに追い込んだわけですから、チャンスですので、我々にも野党が一致すれば(政権交代の)可能性はなくはないので」▼国民民主党… pic.twitter.com/hTlUZVTLbP
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) October 4, 2025
10月5日夜 都内で高市早苗総裁と国民民主党の玉木雄一郎代表が極秘会談
【自民・高市総裁、国民・玉木代表と5日夜に極秘会談 連携を要請か】
10月7日 高市と玉木の極秘会談に公明党が激怒と朝日が報じる
【「なぜ玉木さんと」極秘会談に怒る公明 玉木氏は連合に「心配無用」】
少なくともギリギリセーフ後藤の解説は時系列として間違っています。
自称ジャーナリストのギリギリセーフ後藤謙次(元共同通信編集局長)さんはおそらくろくに取材も情報整理もしてないのでしょう。
それで適当に思いついたことをしゃべってそれなりのギャラをもらっていらっしゃるのかもしれません。
ちょろいお仕事ですね。
さて、高市早苗が総理になることを阻止するためだけに首班指名での野党候補一本化に乗ってくれと、国民民主党の玉木雄一郎代表や維新の会の藤田文武代表に声を掛けて、さらにこの野党の首班指名一本化に共産党やれいわ新選組などにも協力要請を続けているのが立憲民主党です。
しかも前代表の泉健太は首班指名での話であって連立区を組む話ではないとはっきり書いています。
要するに政権を作って運営していくということではなく、本当に「高市早苗の総理就任を阻止したいだけ」というとてつもなくひどい目的であるわけです。
そのために玉木雄一郎を利用したいと、ただそれだけ。
立憲民主党は人として最低な事しかやらない人達の集まりなのかもしれません。
一方で玉木雄一郎も榛葉賀津也幹事長も憲法、安全保障、エネルギー政策で国民民主党の基本方針を飲む事が大前提と指摘しています。
立憲民主党は安倍晋三政権で通した安保法制について「違憲部分の削除」というのをずっと掲げています。
まずここが国民民主党と相容れない部分なのです。
次にエネルギー政策。
立憲民主党は反原発原理主義となっており、原発ゼロを掲げています。
ここも国民民主党として絶対に相容れない部分となります。
ちなみに立憲民主党の言う「安保法制の違憲部分の削除」というのはこれまでの国政選挙でも立民が主張してきた絶対的な柱の一つなのですが、これまでの国政選挙においても具体的のどの部分が違憲であるのか説明出来たことがありません。
ですので違憲という理由を適当にでっちあげて安保法制をまるっと削除して日本の自衛能力を削ろうという魂胆の可能性も疑わないといけません。
自分達に都合の悪い話を撤回させようとか理由に困ると「違憲だ!」とろくに根拠なく言い出す手口を極左がしばしば使って来ました。
立憲民主党はまさにこの手口を使っているということでしょう。
安保法制が成立してからもう何年も経っているのにいまだまともに説明出来ないのですから。
挙げ句にこれです。
【立民・野田氏、玉木氏に首相指名の条件引き下げ要求 維国に会談打診】
立憲民主党の野田佳彦代表は12日、首相指名選挙で野党候補の一本化をめざすため、国民民主党の玉木雄一郎代表に交渉条件を引き下げるよう求めた。「意見があるんだったらぜひ私に聞かせてほしい。『のりしろ』を持ってきてほしい」と話した。
横浜市で記者団の質問に答えた。日本維新の会、国民民主に党首会談を打診するよう安住淳幹事長に指示したと明らかにした。早ければ14日にも話し合いたいと意欲を示した。
国民民主は原子力発電や安全保障政策の隔たりを理由に協力は難しいとの考えを示している。玉木氏は「首相を務める覚悟がある」と明言したうえで、立民にこうした基本政策を修正し機関決定するように求めている。
立民は集団的自衛権の行使を限定容認する安保関連法の「違憲部分の廃止」を訴えている。党綱領に「原子力エネルギーに依存しない原発ゼロ社会」の早期実現を明記している。
野田氏は「われわれは一字一句変えてはいけないという立場にない」と政策変更に含みを持たせた。「野党が頑張れば政権交代できるかもしれないのをみすみす逃すのは責任ある党の態度ではない」と強調した。
~以下省略~
(2025/10/12 日経新聞)
憲法・安全保証・エネルギー政策。
この3つは日本国の存続や経済に直結する問題です。
ところが立憲民主党はこの3つの最も重要度の高い部分について「国民民主党の方針は受け入れる気がないからちょっと負けられんか?」と条件引き下げを要求しています。
一番大事な基本的方針の部分では国民民主党の政策を受け入れる気がないから高市総裁が首班指名で総理になることを妨害するために条件を下げてくれ、と。

立憲民主党・野田佳彦代表 同党HPより
そういえば発言がまったく信用出来ない公明党ですが、
【公明党・斉藤代表、野党党首への投票排除しない姿勢 首相指名選挙】
公明党の斉藤代表は、来週20日以降に行われる見通しの首相指名選挙の対応について、野党党首への投票も排除しない姿勢を示しました。
公明党・斉藤代表
「基本的には、あらゆる可能性の中から、その場の状況を見て、最終的には我々党で話し合って決める」斉藤代表はBS日テレの「深層NEWS」に出演し、首相指名選挙の決選投票での対応について、野党党首への投票も「可能性の一つだ」と述べ、排除しない姿勢を示しました。
首相指名選挙をめぐっては、立憲民主党の野田代表が、国民民主党の玉木代表を野党統一候補の「有力な選択肢」だとして、野党間の協議を呼びかけています。
一方、玉木代表は、野田代表との党首会談に応じる意向を示しました。また、関係者によりますと、立憲・維新・国民の野党3党は、14日に幹事長会談を行うということです。
公明党の連立離脱を受けて、次の首相選びが不透明となる中、各党の動きが活発化しています。
(2025/10/14 日テレ)
先日の記者会見では首班指名では斉藤鉄夫と書いてどの党にも入れない旨を発表したばかりなんですが、このあたりは昔からコウモリと揶揄されてきた公明党。
母体の宗教団体と中共に操縦桿握られてるんじゃないかってくらい党代表の発言が軽い軽い。
特に斉藤鉄夫代表は発言がブレまくって全く信用できないところだけ信用ができますね。
これまでの「発言がブレすぎて全く信用出来ない」公明党の発言から、
・次々回の首班指名からは自民に入れる可能性を否定しない
↓
高市が総理になることを阻止する事だけが目的。
高市が失脚したらイコール媚中岸田派が復権する事なので戻りたい。
・首班指名では斉藤鉄夫と書くと発表した舌の根も乾かぬうちに野党共闘に乗っかる可能性を示唆
↓
高市総理誕生を阻止してついでに野党連立政権に参加して与党として利権に絡みたい
こんなところが目的なのではないかと疑ってしまいます。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年10月14日のエントリーより転載させていただきました。






