兵庫県警がN党・立花孝志党首を逮捕:死去した元兵庫県議への名誉棄損容疑

兵庫県の内部告発文書問題に関連して、元県議・竹内英明氏の名誉を傷つけた疑いで、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者が逮捕された。本件は、虚偽情報を含む発言やSNS投稿が死者の人格権を侵害したものとして大きな注目を集めている。

  • 兵庫県の告発文書問題を調査した元県議・竹内英明氏(当時50歳)に関し、立花孝志容疑者が「警察の取り調べを受けていた」「逮捕される予定だった」などと発言・投稿した。
  • これらの内容は事実無根であり、兵庫県警も「全くの事実無根」と否定。立花氏本人も後に誤りを認め、謝罪している。
  • 立花容疑者は、2024年11月の知事選時に斎藤元彦知事を支援し、竹内氏ら百条委員会の委員をSNSなどで批判。
  • 虚偽情報の拡散により、竹内氏には中傷が相次ぎ、精神的に追い詰められ2025年1月に自殺したという。竹内氏の妻は「夫の尊厳を守りたい」として立花氏を告訴した。
  • 名誉毀損罪は死者に対しても適用される犯罪で、配偶者の告訴により成立。兵庫県警は証拠隠滅の恐れを指摘し、逮捕に踏み切ったとされる。

立花容疑者の行為は、虚偽情報によって個人の名誉を損なった典型的な誹謗中傷事例であり、SNS時代における発信者責任の重さが改めて問われている。

立花孝志氏 NHKから国民を守る党HPより