自民党の菅義偉・元首相が次期衆院選に立候補せず、政界を去る意向を固めた。安倍政権下で官房長官を長く務め、首相として新型コロナ対応やデジタル庁創設を進めた実務型政治家の引退は、自民党内外で大きな節目となる。

菅義偉元首相 自民党HPより
- 自民党の菅義偉・元首相(77)は、次期衆院選に出馬せず政界を引退する意向を固めた。
- 地元・神奈川2区(横浜市)から8選を重ねてきたが、17日にも横浜市内で正式表明する見通し。
- 菅氏は2012年以降、官房長官として安倍政権を支え、携帯電話料金値下げや観光政策に注力した。
- 2020年に安倍首相辞任を受けて首相に就任し、ワクチン接種体制整備やデジタル庁発足などを主導した。
- 一方、東京五輪開催やコロナ対応を巡る批判も背景に2021年の総裁選不出馬を表明し首相を退任した。
- 後継候補については地元組織が調整を進めており、自民党内では影響力の継承が注目されている。
- 政界引退は地元事情だけでなく、高齢と体力面も考慮した判断とみられ、周囲の説得もあったとされる。
- 与党内では「選挙の顔」を担ってきた重鎮の離脱により、神奈川県連や党執行部に波及する可能性もある。
- 野党側は菅氏の地盤が空くことで神奈川2区の構図が変わるとみて候補擁立を加速させる。
長期政権を支えた実務型政治家の政界引退は、自民党にとっても選挙区にとっても大きな転換点となる。今後は後継体制づくりや選挙区情勢が焦点となり、神奈川や国政の構図に変化をもたらす可能性がある。





