特別国会を前に、衆議院副議長人事をめぐる動きが与野党の焦点となっている。与野党は議長を自民党、副議長を中道改革連合から選出することで合意しており、中道側は立憲民主党元代表の泉健太氏を推す方向で調整に入っていたことがわかった。
【参照リンク】衆院副議長に泉健太氏起用で調整 中道が推薦する方向に FNN

最終的には公明出身の石井啓一氏を選出することになったが、この顛末は後味の悪いものを残すものとなった。
【参照リンク】衆院副議長に中道 石井啓一氏選出へ 公明出身 NHK
衆院副議長は名誉職とされ、実質的に政治の前線から外れるポストでもあり、泉健太氏への打診はさまざまな憶測や不信を呼びこんでしまった。
まあねえ。
副議長は議員としては、いわゆる「あがり」ポジションで、実務者としての戦力外通告(勇退勧告)に近いからなあ。泉健太さんは代表経験者ではあるが、まだ年齢的には「若手」。かつ「あがり」ポジションとして適切なもっと上の世代がいる事を念頭におくと、そりゃ不満が出る https://t.co/3EJoKgoA04— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) February 16, 2026
- 与野党は議長を自民党、副議長を中道改革連合から出すことで合意し、自民は森英介元法相を議長候補に決定、中道は泉健太氏を推す方向で調整していたという。
- 副議長は中立的議会運営役であり政局の最前線から離れるため、事実上の上がりポストと見られている。
- 泉氏は元代表で知名度もあり、まだ活動期の世代であるため、勇退ポストに回すのは不自然との見方が広がった。
- 本来対象になりやすいベテラン議員ではなく、中堅議員である泉氏に打診が向かったことに党内から不満が出る可能性がある。
絶対長妻が渋って泉健太に回ってきただろ
— 川間玄希(こもれび) (@Kogamikusakura) February 16, 2026
- 副議長に就けば党内活動や将来的な他党への移籍の余地が狭まり、政治的影響力が確実に弱まるため、中道執行部が泉氏を遠ざける意図の人事だったのではないかとの憶測も出ている。
- この処遇への反発が強まれば泉氏の離党や分裂の引き金になり、中道がいよいよ空中分解してしまうのではないかというリスクも指摘されていた。
- 結果的には公明出身の石井啓一氏を選出することになった。
公明系が副議長を引き受けたようだ。
公明系がもし立憲系と分かち、元の鞘に戻る場合には党首候補の人を副議長にすることは、中道を続ける決意表明でもあろう。 https://t.co/9aZGPwRi5r— 磯野直之 (@IsonoNaoyuki) February 17, 2026
総選挙大敗後の再建途上にある中道改革連合にとって、この人事は単なるポスト配分にとどまらず、党内の主導権争いを暗示する象徴的な出来事になってしまったが、そんなことをしている場合かというのが支持者の率直な感想だろう。

小川淳也代表と泉健太氏 石井啓一氏 中道改革連合・公明党HPより






