国会で審議されている予算案をめぐり、国民民主党の対応が波紋を広げている。榛葉賀津也幹事長が衆院採決の延期を求めたことで、予算成立の遅れにつながる可能性があるとして、与党や各方面から批判の声が上がっている。
- 自民党など与党は、予算案を13日に衆院で採決する日程を目指している。年度内成立を確実にするため、国会日程を急ぐ必要があると説明している。
- これに対し国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、審議時間が十分ではないとして、衆院採決を16日まで延期するよう要求した。延期を受け入れれば賛成する可能性を示したが、採決日程そのものには反対する姿勢を取った。
- 榛葉氏は自民党の鈴木俊一幹事長との会談で、年度内成立は難しいとの認識を示し、暫定予算の編成を検討すべきだと提案した。これに対し与党側は、成立を遅らせる理由にはならないとして難色を示している。
- 国民民主の川合孝典参院幹事長も、与党の国会運営を「あしき前例」と批判し、拙速な採決に反対する姿勢を示した。一方で、予算案そのものに大きな異論は示していない。
- 内容に大きな異議がないにもかかわらず採決延期を求めるのは政局的な駆け引きにすぎないとの批判が出ている。参院で野党が優位な状況を踏まえ、審議日程を引き延ばす戦術ではないかとの見方もある。
- この国民民主の対応に対し、予算案に賛成しながら審議を遅らせるのは無責任だとの批判が広がっている。野党としての存在感を示すための時間稼ぎではないかとの声も目立つ。
- 衆院では与党が多数を占めているが、日程が遅れれば参院審議の時間が圧縮され、年度内成立が難しくなる可能性がある。暫定予算となれば、政策の執行や行政運営に影響が出るとの懸念も指摘されている。
今回の予算案をめぐる対立は、国会日程と政局の思惑が複雑に絡み合ったものとなっている。予算成立が遅れれば経済や国民生活への影響も避けられないため、与野党がどこまで歩み寄れるかが今後の焦点となる。

榛葉賀津也幹事長 国民民主党HPより







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