ロート製薬が3月に公開した「妊活白書2025」で、18〜29歳の未婚女性の6割超が将来子どもを欲しくないと回答したことが判明した。調査開始以来初めて女性の割合が男性を上回り、過去最高を記録したこの結果は、報道各社で大きく報じられた。
「子どもが欲しくない」未婚男女(18-29歳)の割合が6割超え。男60.7%、はじめて女性が男性を上回った。子どもを望まない未婚女性の理由として「経済的不安72.6%」「キャリアに支障が出る61.4%」。経済的不安も男性より女性が上回った。
出典:ロート製薬 妊活白書2025 pic.twitter.com/h4Iy0NGit7— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) March 2, 2026
- ネット上では少子化の深刻化を憂う悲観的な反応が広がり、ネットではキャリア不安や社会構造への不満が散見された。調査対象の18〜29歳未婚無子男女400人のうち「将来、子どもが欲しくない」と答えた割合は62.6%で、女性は64.7%、男性は60.7%となった。
- 背景には妊娠・出産・育児によるキャリア中断への不安が強く、女性の64.1%が子育てが仕事に支障を来すと回答したのに対し男性は52.0%にとどまった。日経新聞はこれを「キャリア断絶への不安」と報じた。
- 経済的負担を不安視する割合も女性で高く、子どもを望む女性の妊活開始時期を遅らせる要因となっている。
- 18〜39歳未婚層では25歳を境に「欲しい」意向が逆転し、第一子希望年齢も平均31.3歳まで後ろ倒しとなった。沖縄タイムスは「子ども欲しくない6割超」と過激な見出しで伝え、その狙い通り「このデータを見ると日本はもう終わりだ」との絶望的な意見が多く見られた。
- 実際の出生行動とは異なる意識調査ながら、キャリアと家族の両立難が若者の選択に直結している実態が浮き彫りになった。
- 調査サンプル3万超の規模で信頼性が高いとされ、「出生数過去最少更新の中での衝撃」と位置づける報道も見られた。
- ロート製薬は「仕事・キャリアが目に見えない壁」と分析し、早期の妊活知識習得とプレコンセプションケア(妊娠前からの健康管理)を提言した。
この調査結果とネットの反応は、個人のライフプラン選択を超えて日本社会の持続可能性を問うものとなった。キャリア不安が子ども観に直結する構造的問題を放置すれば、少子化はさらに深刻化するばかりだと、各方面から警鐘が鳴らされているが、ここにも雇用問題が根を深く貼っていることはあまり認識されていない。
自分も教育無償化には反対だが10年ほど前から完結出生児数が急落しているのも事実で何らかの支援はあってよいかも。ただ個人的に最も有効な“少子化対策”は雇用の流動化だと思う。雇用形態で婚姻の差がありすぎる。 https://t.co/Be40hMNEtA
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) June 6, 2024

mapo/iStock







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