4月6日 久しぶりに平日に休みを取って、奈良方面にドライブに行きました。今年最後の桜を楽しみに行くためです。

朝早めに来ましたが、それでも平日にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていました。やや遠めの駐車場に止めて又兵衛桜までの道を歩きます。石垣の脇に咲く桜が目に入りましたがこれはお目当ての桜ではありません。
又兵衛桜は奈良県宇陀市本郷区にある枝垂桜で樹齢300年といわれています。戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地へ落ちのび、この桜が残る地も後藤家の屋敷跡にあることから、地元では「又兵衛桜」と呼ばれ親しまれてきました。2000年に大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングで登場して一躍有名になり観光客が押し寄せるようになりました。

あちらだ、ということなので矢印に沿って進みます。又兵衛桜は別名「本郷の滝桜」ともいいます。

又兵衛桜は集落を流れる小さな川沿いにあります。桜並木の中にあって一際大きく存在感を放つ枝垂桜が見えてきました。あれが又兵衛桜。100円の維持管理料を払って鑑賞エリア内に入ります。

近くまで来るとその大きさに圧倒されます。その姿は桜の花がまさに滝の水が落ちていくようです。この地に根を張って300年余り。戦国の世から時代の流れを見守ってきました。急に観光客が増えて今、どんな気持ちなんでしょうかね。

後光さす又兵衛桜。

川の対岸に渡るとまた違った姿を見ることができます。桜の花が石垣を流れ落ちる滝の水しぶきのように見えますね。裏手には桃の花があって又兵衛桜に花を添えています。

桃が又兵衛桜を彩る。

菜の花と又兵衛桜のコラボレーションも。

又兵衛桜の周辺一帯は遊歩道が整備されていて歩きやすくなっています。川沿いに桜や桃が植えられていてこちらも見事な咲きっぷりで春の散歩を思い切り楽しむことができます。


奈良県宇陀市に300年咲く一本桜・又兵衛桜。噂に違うことない風格を漂わせる見事なしだれ桜でした。これから先も変わらず花を咲かせ、多くの人の目を楽しませてもらいたいと思います。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2026年4月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。







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