パリのラグジュアリーホテルの代表格、「リッツ・パリ」。マルセル・プルースト、アーネスト・ヘミングウェイ、ガブリエル・シャネルら多くの著名人の心を掴んできたホテルの魅力は、空間の美しさや快適さ、スタッフのホスピタリティなどに加え、唯一無二の感動体験を常に提供し続けている点も大きい。
この初夏に初開催される、「レ・ニュイ・エトワレ」も、「リッツ・パリ」ならではの魅力が宿るイベントだ。
「レ・ニュイ・エトワレ」、すなわち「スター・ナイト」。6月13、14、15日の三夜、ホテルの美しい中庭で、世界的名声を誇るクラシックバレエダンサーやオペラ歌手による公演が行われるのだ。
花が咲き乱れ木陰が涼を作る緑豊かな中庭に、特設ステージが設置されて毎夜300人のゲストを迎える。ゆっくりと暮れてゆく庭でウェルカムシャンパーニュとカナッペで優雅なアペリティフタイムを楽しんだ後、弦楽四重奏とピアノを伴奏にした舞台公演が始まる。

本イベントのメインゲストを務める、パリオペラ座バレエエトワールのロクサーヌ・ストヤノフ。
13日のテーマは、”ダイヤモンドな夜”。「リッツ・パリ」や名門ハイジュエラーが居を構えるヴァンドーム広場へのオマージュで、オペラ「ファウスト」の”宝石の歌”や、この広場に暮らしたフレデリック・ショパンの曲を使ったバレエソロ作品などがプログラムされ、2024年のパリオリンピック開会式で、「グラン・パレ」の屋根の上で国家”ラ・マルセイエーズ”を歌ったアクセル・サン=シレルや、パリオペラ座バレエのエトワールダンサーの一人、ロクサーヌ・ストヤノフらが登場する。

パリオリンピック開会式で注目を浴びたメゾ=ソプラノ、アクセル・サン=シレル。
14日は、”ロマンティックな夜”をテーマに、「ラ・ボエーム」、「ラ・トラヴィアータ」、「ロミオとジュリエット」といったロマンティックなオペラのアリアや、このホテルに毎日のように通っていたプルーストの大作”失われた時を求めて”を題材にしたローラン・プティのバレエ作品”プルースト”を、パリオペラ座バレエのダンサー二人が舞う。

”プルースト”のパ・ド・ドゥを踊る、ミカエル・ラフォン。
15日のテーマは”月の光の夜”で、「リッツ・パリ」や「ヴェルサイユ宮殿」の庭へのオマージュ。パリオペラ座バレエのエトワールダンサーだった、アニエス・ルテスチュ、マチュー・ガニオ、アリス・ルナヴァンらによる舞踊をメインにしたプログラムだ。

「レ・ニュイ・エトワレ」に出演する、歌手、ダンサー、奏者たち。
「リッツ・パリは常に、出会い、インスピレーション、感動の場でありました。この新たなフェスティヴァルは、現代のアーティストに素晴らしい場所を提供し、新たな創作に門戸を広げるものです。ホテルが積み上げてきた遺産とコンテンポラリーアートの大胆さを融合させる新たな冒険。リッツ・パリの新たな魅力になるでしょう」と、ホテルディレクターのアルノー・ド・サン=テグジュペリは語る。

「リッツ・パリ」の中庭で繰り広がれる、夏の夜の夢。
オペラとバレエと室内楽の魅力を、22時過ぎまで明るい空が広がる夏の夜、パリの美しい中庭で趣向を凝らした演出のもとで楽しめる、ラグジュアリーホテルならではの優雅で特別感ある三夜限りのスペクタクル。今回が初回で、来年以降も継続される予定。「リッツ・パリ」の名物イベントとして今後発展していくだろう。
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Les Nuits Etoilées Festival at the Ritz Paris







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