テクノロジーの世界では「**革命」というバズワードが使われることが多いが、チャットGPTに始まる生成AI(大規模言語モデル)は、1990年代のインターネット以来の革命といっていいでしょう。

インターネットは通信の国境を超え、企業をグローバル化し、経営を合理化する一方で、GAFAMなどプラットフォーム企業のグローバル独占を生み出しました。AIはその流れをさらに加速し、OpenAIやグーグルなど一部のAI企業がインフラを支配し、ホワイトカラーの労働をAIで置き換えるでしょう。
それは何をもたらすでしょうか。経済学者はそれが大規模な雇用喪失をまねき、最終的には労働がすべてコンピュータやロボットに置き換えられるAIレイオフの罠に陥る可能性もあると論じています。

もし労働が100%機械に置き換えられるとすれば、労働はすべて資本に代替されるので、賃金はゼロに近づき、生産性は大幅に上がるでしょう。しかし労働者の消費需要もゼロに近づくので、企業は利潤を失います。
そこまで行かなくても、ホワイトカラーが失業することは避けられません。アメリカではAIを理由とするレイオフ始まっていますが、AI企業がもうかるかどうかはわかりません。データセンターへの巨額の投資で株式市場は沸いていますが、それが営業利益をもたらす見通しは2030年ごろまでないのです。
これは25年前のドットコム・バブルと似た状況です。AIが世界を変えることは間違いありませんが、バブル崩壊後も生き残って利益を得るのはごく一部の企業です。今度のAIバブルで生き残るのはどの企業でしょうか。
インターネット革命に乗り遅れて没落した日本企業は、AI革命にも乗り遅れています。ホワイトカラーが余剰人員になっても正社員は解雇できないので、非正規労働者の雇い止めや新卒採用の中止などのAI氷河期がやってくるでしょう。
7月から始まるアゴラセミナー「AI革命はビジネスをどう変えるか」では、経済学の観点からAI革命の勝者と敗者、またその見通しを考え、企業やビジネスマンがどう対応すべきかを考えます。
授業はすべてオンライン(Zoom)で行うので、全国の(あるいは海外の)みなさんも視聴できます。録画をあとからYouTubeで見ることもできます。
講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)
テーマ(例)
- 大規模言語モデルとは何か
- AIで仕事はどう変わるか
- 失われる雇用はどんな職種か
- AIバブルは崩壊するか
- OpenAIは生き残れるか
- 電力インフラは大丈夫か
- 日本にAI氷河期は来るか
など受講生のみなさんの関心に応じて決めます。
開催日:2024年4月3日から毎週金曜日(全12回)
7月3日・10日・17日・24日・31日
8月7日・21日・27日
9月4日・11日・18日・25日
時間:19:00~20:45
定員:無制限
受講者全員をアゴラサロンに無料でご招待します(受講期間中は無料)。
受講料
- 3ヶ月12回分:3万6000円(消費税込み)
- アゴラサロンの有料メンバー:2万7000円(同)
お申し込み方法:専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。
主催:株式会社アゴラ研究所






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