事実上の解党か 山本太郎さん引退とれいわの行方

山本太郎氏が、代表を辞任し、政界そのものからも身を引くことを表明されました。

正式には政党という「ハコ」自体は残るとのことですが、どう考えてもれいわ新選組は山本太郎氏の党です。

看板を掛け替えて存続するとしても、事実上の解党に近く、ここから縮小・衰退していくことは避けられないのではないでしょうか。一つの時代の終わり、という言葉がふさわしいように思います。

2019年の登場以降、既存政党とはまったく異なるやり方で日本の政界に衝撃を与え続けた政党であったことは、間違いありません。

私としては、れいわや山本氏とは政策面でも政治信条の面でも、ほとんど一致することはありませんでした。

それでも、自ら議員辞職をして国政選挙に打って出て議席を最大化したり、特定枠を使って重度障害のある方を国会議員に押し上げたりといった手法には、凄まじいものがありました。

政治を変えようとする熱意も、本物だったのだろうと思います。

引退を表明した山本太郎代表と離党を宣言した大石あきこ共同代表 れいわ新選組HPより

ただ、後半に入ってからは、明らかにやる気を失っていたように見えたのも事実です。

今回の速度超過や健康問題は直接のきっかけではあるものの、その手前にあった何かも影響していたのではないか、と感じています。

これまで寄付を続けてこられた支援者の方々にとっては、大きなショックだろうと思います。

そしてその多くは、今後、参政党の支援者へと鞍替えしていくのではないでしょうか。既存政治への不信という同じ土壌から支持を集めてきた両者は、思想の中身こそ違えど、受け皿としては近い位置にあります。

いずれにせよ、一つの熱量を持った政治現象が区切りを迎えたことは確かです。立場は違えど、その熱意には敬意を表したいと思います。


編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2026年7月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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