真逆な投資手法の「白服大家」さんと意気投合した理由

内藤 忍

白服大家さんこと神谷太郎左衛門さんと新橋の隠れ家イタリアンでサシ飲みしました。ビジュアルに強いインパクトがありちょっと怖い人かと思いましたが、話してみると礼儀正しくて腰の低い極めて真っ当な方でした

私が彼の新刊書籍「「全国を旅する不動産」投資術: 全国激安物件探求!」を読ませていただき、感銘して2か月前のブログで紹介したところご連絡をいただき、今回のご縁をいただきました。

彼と私の投資手法は全くの真逆です。

白服大家さんは国内不動産に集中した投資です。ただし北は北海道から南は九州まで31都道府県に物件を広範に分散させています。

全国を旅しながら自らの目で高利回り物件を発掘し、ノンバンクからの高金利ファイナンスも恐れずに活用。ハイリスク・ハイリターン狙いの投資手法と言えます。

また、取得した物件に大胆なリノベーションを施して劇的に価値を高めたり、全国20カ所近くに会社の拠点を設けることで現地の地域金融機関と強固で密接な信頼関係を築き上げるのも独特の手法です。

圧倒的な情熱と行動力がなければ成し得ない、白服大家さんならではのオリジナルな投資スタイルです。

一方の私自身の投資アプローチは彼の手法とは完全に異なります。

物件のほとんどを東京23区に集中させ低利のファイナンスで手堅い物件に投資しています。また不動産だけではなく投資信託やFXのような金融資産から暗号資産、太陽光発電投資、アンティークコイン、ワイン、ウイスキー、日本刀など、不動産以外の実物資産にもグローバルに分散投資しています。

基本的にインフレと円安に備える中長期投資です。

このように投資対象や投資手法がまったく異なるにも関わらず、初めてお会いして楽しく食事とワインを飲みながら意気投合するくらいに盛り上がってしまいました。

その理由は投資のプロセスがまったく異なっていたとしても、なぜ自ら投資をしてコミュニティでその手法をシェアするのかという根本的な理念が一致したからです。

一言で言えば、単に投資によって自分が経済的に豊かになるだけではなく、日本人の「お金との付き合い方」を変えたいという強い願いです。

「ライスワーク」として自分で仕事をしてお金を稼ぐだけの生活からお金に稼いでもらう自由な人生へ転換する。そんな夢を叶えたい人たちに投資の手法や情報提供をすることでお手伝いをすることです。

白服大家さんの「神谷組」も私の「資産設計実践会」もアプローチ方法は違えど、見据えている山頂は同じということです。

パワフルに独自の道を突き進み多くの人々にインスピレーションを与え続ける白服大家さんの話に魅了され大いに刺激を受けました。

どちらが正しいということではなく、それぞれのやり方を極める。そして日本の個人投資家の豊かな人生の実現にお互い貢献し続けていければ良いなと思いました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年8月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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