ホワイトハウスのケイティ・ザカリア報道官が15日、カリフォルニア州の司法試験に合格していなかったことを認めた。これまで「弁護士」としてSNSなどで発信してきた経歴は嘘だったことが明らかになった。

Attorneyと紹介するX投稿を15回共有
ザカリア氏は法科大学院卒業後に司法試験を受けたが、不合格だった。その後、中国の法律事務所で国際取引に関する業務に従事したものの、米国で弁護士資格を取得したことを裏付ける証拠は示されていない。トランプ大統領は任命発表で、同氏を弁護士と紹介していた。
本人は、法学の学位と中国での実務経験を踏まえ、専門家からlawyerと名乗ることは問題ないと助言されたと説明。attorney at lawとは区別していたと主張するが、法科大学院の修了と弁護士資格の取得は別である。
しかもCNNによると、ザカリア氏は過去2年間、彼女をattorneyと紹介するSNS投稿を少なくとも15件共有していた。「lawyerと区別していた」という弁明とも整合しない。経歴詐称かどうかは、本人が認めるかどうかで決まるものではない。実際に持つ資格と、公に掲げた経歴が一致しているかが問題である。
弁護士の詐称は違法行為
政治倫理団体Campaign for Accountabilityは14日、カリフォルニア州の弁護士規制当局に調査を求めた。無資格で弁護士を名乗ることは違法だが、その判断は今後の調査を待つ必要がある。
報道官としての力量にも疑問が出ている。13日の初会見は約15分で、質問を受けた記者は3人だけだった。CNNは複数の政権関係者が対応を批判し、いつまで職務を続けられるか疑問視していると報じた。
トランプ氏は会見を評価しているが、そうでなくても危機的な状況のトランプ政権が、この報道官ではまともに広報ができるとは考えられない。更迭は時間の問題だろう。







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