今日の総務省の発表によると、本年11月の全国消費者物価指数(CPI)は資料1〔=平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成25年(2013年)11月分〕の通りだ。相変わらず、エネルギー価格の上昇が全体を押し上げている主因となっている。更に詳しい総務省資料によると、生鮮野菜や電気代、ガソリンなどの上昇による影響が大きいことがわかる。
今日の総務省の発表によると、本年11月の全国消費者物価指数(CPI)は資料1〔=平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成25年(2013年)11月分〕の通りだ。相変わらず、エネルギー価格の上昇が全体を押し上げている主因となっている。更に詳しい総務省資料によると、生鮮野菜や電気代、ガソリンなどの上昇による影響が大きいことがわかる。
労働者への賃金へ顕著に跳ね返るようにならなければ、国民生活の豊かさが向上したとは言えない。資料2〔=月間現金給与額(平成25年11月速報分)〕を見るとわかるが、今一つ力強さに欠けたままだ。CPIだけ注視していても、経済社会を見渡すことにはなっていない。
<資料1:平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成25年(2013年)11月分>
(出所:総務省資料)
<資料2:月間現金給与額(平成25年11月速報分)>
(出所:厚生労働省資料)
編集部より:この記事は石川和男氏のブログ「霞が関政策総研ブログ by 石川和男」2013年12月27日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった石川氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方は霞が関政策総研ブログ by 石川和男をご覧ください。