メキシコの子ども博「パパローテ」

とうとうやって来た、子ども博物館「パパローテ」。科学技術とアートの天国です。
 1993年開園、24,000㎡、300のインタラクティブ展示。
 いやぁ、Popです。
 ぼくらが2002年にNPO「CANVAS」を作る際、調査団を派遣しました。創ること、表現すること、Popたること。刺激を受けました。でもぼくは調査には行けず、訪問は宿題としていました。
 お台場の科学未来館を作る時も、東京にキッザニアを作る時も、相談に預かったぼくはパパローテの話をしましたが、実物は初めて。しかも2016年改装とあり、ずいぶん新しい風情です。
 デジタル技術をどう投入するか。古くて新しいテーマですが、軽々と乗り越えています。デジタルとアナログのバランスがいいんですよね。
 子ども向けの施設やイベントは、仕事上、これまであちこちで見てきました。あちこちです。
 NYC、ボストン、サンフランシスコ、サンノゼ、オースティン。
 パリ、リヨン、ル・アーブル、アヌシー、モナコ。
 ロンドン、マンチェスター、リバプール、ダブリン。
 ミラノ、ローマ、ボローニャ、シシリア、ジェノバ。
 ミュンヘン、フランクフルト。
 バルセロナ、マドリード、ビルバオ、リスボン、ポルト、ドブロクニク、北キプロス、オスロ、 モスクワ。
 シンガポール、台北、ソウル、コルカタ、バンコク、北京、上海、香港、マカオ、イスカンダル。
 渋谷、青山、四谷、上野、台場、浅草、品川、汐留、赤坂。
 那覇、長崎、松山、高松、山口、松江、広島、大阪、京都、富山、金沢、名古屋、静岡、横浜、 水戸、仙台、青森、札幌。
 あちこち見てきました。そのどこにも勝る。いいなぁ、ここ。
 展示の説明は要りますまい。ごく簡単に雰囲気を共有しておきます。
 アニメ制作。
 テレビ局スタジオ・番組制作。
 ロボット制作。
 ミシンで刺繍。
 とっても遠いけど、また来たいな。

編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2017年6月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。