電波行政についての投稿を募集します

アゴラ編集部

2011年7月24日のアナログ放送終了まで、あと1年と迫りましたが、まだ1000万世帯以上がアナログのまま残っており、政府は「地デジ化」に総力を上げています。しかし世の中が冷ややかなのは、何のために地デジ化するのか、よくわからないためでしょう。電波の有効利用というのが建て前ですが、アナログ放送の「跡地」のVHF帯はいまだに用途が決まらず、UHF帯はテレビ局がおさえたまま離しません。

他方、次世代携帯では最大100Mbpsの通信も可能になり、通信トラフィックはあと5年で100倍になるともいわれます。このままでは無線インフラがパンクするおそれが強く、周波数の開放は緊急課題です。ここでおかしな割り当てをしてしまうと、今後10年以上は元に戻せません。来年7月は、日本の情報通信の命運をわける天王山といっても過言ではありません。

そこで「アゴラ」では、電波行政についての投稿を募集します。細かい技術的な話でも結構ですから、なるべく具体的な問題を指摘してください。この問題は非常にセンシティブなので、匿名(ペンネーム)の投稿でもかまいません。