史上最悪ともいわれる就職難の中、就職活動は早くもピークを迎えています。求人側も求職側も、今の新卒一括採用には強い不満をもっており、毎年のように就職協定や採用活動の自粛が呼びかけられますが、守られた試しがありません。それはこの不合理な採用システムが、日本の企業システムや雇用慣行に深く根ざしているからでしょう。
そういう「昭和的」システムを批判する城繁幸さん(コンサルタント)に対して、海老原嗣生さん(雇用ジャーナリスト)は「日本の雇用慣行は変わらないし、それなりにいい面もある」と主張します。安藤至大さん(経済学者)はロスジェネ世代の立場から、こういう雇用慣行をどう変えればいいかを提言しています。
このシンポジウムはアゴラとBLOGOSの共催で、2月・3月にやってきた就活セミナーのしめくくりとして、現在の新卒一括採用はこのままでいいのか、よくないとすればどう変えればいいのか、またそれは日本の雇用慣行とどう関連しているのか、を考えます。
出演
安藤至大(日本大学大学院准教授)
海老原嗣生(株式会社ニッチモ代表取締役)
城繁幸(株式会社Joe’s Labo代表取締役)
司会:池田信夫(アゴラ編集長)
主催:(株)アゴラブックス・(株)ライブドア
日時:2011年3月30日(水)
受付開始:18:00~
シンポジウム:18:30~20:30
募集人数:80名(定員に達したら締め切ります)
会場:日本工業大学神田キャンパス(千代田区神田神保町2-5、地図)
参加費用:無料
当日はUstream中継も行ないます
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