テレビ新聞が黙殺する総務省の「周波数オークションに関する懇談会」に行こう!

多田 光宏

アゴラのメンバーになりました。これからもよろしくお願いします。

さて私はずっと電波オークションについて書いてきましたので、さすがにそろそろ別の話題を書こうと思っていましたが、重要なニュースがあったのでまたこりずに電波オークションについて書きます。

3月2日に総務省で第一回目の「周波数オークションに関する懇談会」という会合がありました。詳しくはこちらをご覧下さい。


しかしこんな重要な会議が全くといっていいほど報道されないのは、極めておかしな事だと思います。激しいバッシングよりも、まったく報道されないことによって事実を社会的に抹殺することのほうがはるかに怖いと思いました。ちなみに総務省に電話したところ、メディアが十社ほど取材に来たそうですが記事になったのはImpressと日経系列の2,3社だけだそうです。それ以外のメディアがなぜ取材に来たのに記事にしなかったかは言うまでもありません(笑)。というかそれなら取材に来なければいいのにと思います。いずれにしろこの懇談会は極めて重要なので、広く国民に知られた上で議論が進められるべきだと思います。テレビ新聞が報道しないので、仕方なしに私のようなアマチュアが記事にしているところです。この会合は一般の人も傍聴可だったようですが、私は事後で知りましたので、当然行くことができませんでした。議事録はないかと思いネットで検索したら、丸山紀一朗さん(@ki_chiro)がこの懇談会に出席されていてtsudaっていたので、本人の了解を得てコピペしたものを私のblogにアップしました。興味のある方は御覧ください。配布資料は総務省のHPにアップされています。議事録は今月中にアップされる予定です。次回会合は今月中だそうですが、まだ未定です。決まれば同じく総務省のHPに掲載される予定です。次回会合が決まれば告知したいと思います。さらに近日中に、総務省から論点案の募集がされるそうです。こちらも要注意です。

第一回はほぼ満席だったようですが、第二回目からは空席が出るかもしれません。国民の電波オークションに対する関心の高さを示すいい機会ですので、興味と時間のある方はぜひ申し込みをして下さい。(傍聴には事前に予約が必要です。)

それと今国会提出の電波法改正案がこちらにようやくアップされました。

あと3月9日のフジサンケイビジネスアイの一面になんと電波オークションのことが載っています!

「周波数の争奪、混線模様 ソフトバンクの“優先席”消滅」

これは私もびっくりしました。思わずフジサンケイビジネスアイにお礼のメールを出しておきました。

「周波数オークションに関する懇談会」については今後も記事にしたいと思います。

平成の龍馬(多田光宏)
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コメント

  1. 多田さまの奮闘、ご尽力に大変な共感と敬意を払います。ささやかながら、拡散に協力するとともに、何かできることはないのだろうか、と考えています。政治だけではなく日本のほぼすべての矛盾や問題は記者クラブの情報の独占やメディア企業の既得権構造によるものであるのに、一切国民に告知されていない状態が何十年も続いてきたわけです。また最近のフリージャーナリストによる反記者クラブの動きも応援したいのですが、サイレントマジョリティーというか一般正論とは残念ながらややズレがあるようにも感じます。アゴラでのご報告に本当に期待しております。