大連立模索で再び国会が波乱か

石田 雅彦

どうも大連立は難しそうです。自民党には町村信孝氏みたいに解散総選挙で一気に巻き返したほうが得策と考えてるヒトもいるようで、公明党も埋没政党になりかねないから大連立に消極的。この山本一太氏の考えが今の自民党の大勢なんでしょう。民主党も大連立したらお終いだと思うんだが、不思議なことに野田と前原、岡田、仙石のラインが大連立を唱えてます。2007年の夢をもう一度なのか読売新聞もシツコク大連立をプッシュ。

日本がアブナイ!
「大連立」が代表選の争点に?&ウラに小沢抜きの意図+BUT自民党が大連立に難色か?

で、今週は予断を許さないが、自公が解散総選挙狙いで揺さぶりをかけ、菅総理辞任前にもうひと波乱起こすかもしれません。


日航123便が墜落した日は、この先も長く記憶され続けると思うんだが、このブログでは油圧系統を失った航空機をコントロールするための装備のコストや利潤、それらと乗客の安全との関係を考えています。技術的には可能だが、コストの面で安全性を犠牲にしているわけで「100%の確率で人体に害をなしえない科学技術があるかどうか」をも問いかけているんだが、利便性と安全安心、ビジネスと人間の生命健康を天秤に掛け、後者が犠牲になる事例は、なにも航空旅客業界に限ったことじゃありませんね。
nori_hara blog
8月12日、「生命の値段」を問う

ロードムービーと言われてるんだが、どのジャンルに入るかわからない不思議な魅力の映画『由美香』を撮った平野勝之監督の新たな作品。ドキュメントということなんだが、同監督の元恋人にして若くして亡くなった希代のAV女優「林由美香」を題材にした前作の続編というわけですか。ちょっと観てみたいです。
BT2design
監督失格

ベンフォードの法則ってのは、ランダムに選んだ数の最初の桁は数の少ない順になる、という法則です。最初の桁に1がくる確率は約30%にもなり、9がくる確率は5%以下になるというわけ。このブログでは、たとえば九九の表をつくってみるんだが、81の数で最初の桁が1の場合は18個、9は3個と圧倒的です。考えることはみんな同じなんだろうが、実世界では必ずしもこうならないところがミソですね。だが、ロトでも買いに行くか。
はまぐりの数学
ベンフォードの法則再考

子育て支援にはいろんな方法があります。これは横浜の大学が自治体と一緒になって保育園を開設したという話。こうした試みを拡げれば、大学なら心理学や教育学の学生が、そこで子どもと一緒に学ぶというようなことができそうです。介護福祉施設を開設し、そこでのボランティアを評価や単位に組み込んだりといったことも可能かもしれない。法的な規制もあるだろうが、大学に限らず企業も社員の子どもを預かる場所を作り、そこを消費者のニーズを探ることに利用してもいい。たとえば、衣料繊維メーカーなら子どもに着せて製品開発に役立てたり、といったことに取り組んでもいいんじゃないか。
Clear Consideration(大学職員の教育分析)
横浜国立大学がキャンパス内に保育所を開設。地域住民にも開放

米国の財政事情が最悪なのは周知なんだが、ご多分に漏れず「行政事業仕分け」はあちらにもあります。農業系学術や経営学、教育、健康保険といった社会科学分野の補助金が削られるかどうか、米国政府関係者らにとって心配のタネだったが、どうも延命という判断になったようです。米国の科学雑誌サイエンス。
Social Science, Spared Again
Science : 5th, August 2011(英文)

進化心理学の本の簡単な書評。エッシャーのだまし絵のような「錯視」がどうして起きるのかということを考えてます。パラドックス的に常識では一見、当たり前に感じられることが、よくよく分析してみれば最初の見立てとが真逆だったりすることはよくある。「錯視」は自然界で生得的に備わった能力であり、それを理解し、意図的に誰かをダマそうとすれば、人は容易にワナにはめることができるというわけです。ダマされるべくしてダマされる。
ASIOS
『人はなぜだまされるのか』

日本はいうにおよばず、米国の財政事情や債務超過問題、ロンドンの暴動、EU各国の金融危機と、まぁ世界経済がテンヤワンヤです。どこに矛盾を集約させるか、させることができるかという深刻な事態に陥ってると言うヒトも多いですね。矛盾を集約する常套手段といえば「戦争」なんだが、911同時多発テロ以降、その手段は対テロ戦争に限定されてきた。このブログは韓国経済を注視してますが、韓国の銀行はすべて外資の割合が50%以上になっていて、一瞬の栄華を誇ったサムスンへの包囲網もきつくなってきた、という話です。
Me pudet imprudentiae meae. (DOL冒険発見物)日本の底力!
サムスンの「ギャラクシータブ10.1」がオランダ以外の欧州で販売禁止に…アップルの特許侵害が原因

先日、食品安全委員会から「食品に含まれる放射性物質の食品健康影響評価について」というメッセージが出されました。このブログは、以前からずっと放射性物質に限らず、食品とりわけ海産物へのさまざまな影響を分析、紹介してるんだが、人間が一生涯で被ばくする「100mSv未満の健康への影響について、『科学的には影響があるとも無いとも言えず』というのは、正確な表現です。基準値以下ならゼロリスクではないということを明言した点も妥当」とメッセージを評価。人工の放射性物質が誕生して、たかだか70年です。まだまだ科学的に未知の部分も多い、ということです。
勝川俊雄公式サイト
食品安全委員会委員長からのメッセージについて

空母機動部隊というのは、かなり緻密な運営と集団防空や対潜能力を合わせ持つことで意味をなすらしいんだが、海軍の経験が皆無に等しい中共が一隻や二隻、ヘリ空母に毛が生えたような中古の空母を持っても脅威になりようがありませんね。フォークランド紛争で通常空母が対艦ミサイルにやたら弱いのは周知になったわけで、周辺国へのコケ威しのようなもんだろう。このブログでは、近代空母は原子力じゃないと無意味で、米国はそれを11隻も持ってる、と書いてます。
新・心に青雲
中国製空母の真価