電子化表現のトレンドは先祖返りか

アゴラ編集部

ちょっと感激する動画です。「紙の本」に対する深い愛情が感じられる作品になっている。こういう動画を見ることができる今の子どもたちは、確かに幸せ。セリフは一切出てこない。こっちのLiberaBlog」で詳しく紹介しています。この作品が評価を受けたアカデミー賞(短辺アニメーション部門)では、サイレント映画を扱った『アーティスト』が五部門を制覇したわけなんだが、言語はときとして表現の邪魔をします。「紙の本」の世界との関係を考えると、これはなかなか興味深い。一種の先祖返りみたいなことが、電子化によって起きているのかもしれません。
【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ
「これが進化か」と実感させるiPad絵本「The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore」


ちょっと季節外れな話題なんだが、これはキレイです。最近のデジカメの性能は、ちょっと考えられないくらい進化していて、暗所の長時間露光でもノイズがあまり出ません。性能もさることながら、この場所を選んだのも大きい。ホタルの名所には人が集まってくるので、撮影は意外に難しく、カメラが良くなってもなかなか難しい。ただ、この人は違うのかもしれませんが、三脚なんか立てて場所を占拠し、ホタル見物に来た人たちの顰蹙を買う、なんてのはよくある話です。
坂井直樹の”デザインの深読み”
アマチュア写真家が長時間露光で撮影したホタルの写真が、バズった。フランスの『フィガロ』紙にも掲載され、アメリカ自然史博物館からも打診を受ける。

米国で行われる共和党予備選挙、いよいよ天王山、というわけです。このブログは、巨額の政治献金でネガティブキャンペーンを展開する「スーパーPAC(特別政治活動委員会)」について書いている。個人献金で草の根的な選挙戦を戦ってきたオバマ大統領まで、この資金の活用を是認したらしい。格差社会に対する議論が活性化しないのも、共和党だから、というだけではなさそうです。
日暮しの種
大国が動く3日間 (3)スーパーチューズデー

ひところ流行ってたカイエンも最近あまり見かけなくなりました。中古車価格も下がってきて、300万円くらいから手に入ります。で、次のモデル、というわけなんだが、ちょっと変な名前じゃないか、という記事。外国語の日本語読みは難しいです。
clicccar
2013年登場!ポルシェの新しいSUV、名称は「Macan」。読み方は?

仕様変更の結果、ここんところ不具合が続出してる観のあるfacebookなんだが、評判の悪いタイムライン以外にいろいろ変更箇所があるようです。これはそれをまとめたブログ。基本的にユーザーより、広告がらみの動きが顕著になってきている。囲い込みが完了し、次は果実をもぎ取る作業へ入ってきた、ということでしょう。
Don’t be lame
タイムライン対応だけじゃない!Facebookのこれからについてマーケターが押さえておくべき10のポイント

これはなにげに便利なんじゃないか、という周辺機器です。最近はBluetoothも普通に搭載されるようになってるわけで、いろんな機器からワイヤレスで音楽を流せる。配線のラーメン状からPCまわりがどんどん開放されてきました。
engadget日本版
ロジクールからスピーカーをBluetooth化するワイヤレス スピーカー アダプタ

モノクロの映像で坦々と描くチェルノブイリ周辺の人々、というドキュメンタリー映画です。人間には移動の自由があるが、定住の自由もある。物理的にそれが難しくなったとき、いったいどうするのか、何ができるのか、という話です。放射線への態度は、残された人生の時間で個々人によって違いがある、と考えさせられます。
greenz.jp
これが12年後の双葉郡?チェルノブイリから4キロの町の12年後を撮した映画『プリピャチ』[映画で考える311]

仕事についてどう向き合うか、ということなんだが、こと仕事については、多様性があっていい、が許されない社会でもあります。せいぜいジョブ型とメンバーシップ型の二つしかなく、雇う側はそれぞれ都合のいい解釈を働き手に押しつけてくる、ということです。こっちの「ニュースの社会科学的な裏側」というブログでは、米国の外食産業で過労死がないこと自体が本当か? と疑問を呈しつつ、就業者が各店舗ごとや正社員・非正規社員で分断され、雇用者の権利が保障されていないのが問題、と書いています。
hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
それがつまり純粋なジョブ型ってこと

本やCDなどの多種多彩なコンテンツはネット検索とネット売買に向いてるわけなんだが、アマゾンのランキングが無視できなくなってどれくらいたつでしょうか。上位10社に変動ない、というのが日本の出版事情を反映してるわけで、これは出版業界に限った話ではない。エンターブレインというのは角川系列で元はアスキーです。こうしてみると、角川グループの影響力は意外に大きい。
eBook USER
Amazon.co.jp、2011年の出版社別売上ランキングを発表

民主党政権に代わっても霞ヶ関の官僚機構がビクともしなかったのは、東京電力原発事故やその処理を巡る顛末でもよくわかるんだが、このブログはミソもクソも一緒くたにして本質を問わないマスメディアを批判しています。使い切れなかった税金は翌年度へ回すことがそんなに悪いのか、と書いている。各省庁や役人がムダ使いしないよう努力するシステムを作ればいいんだが、霞ヶ関はそんなことは望まないので実現できない、というわけです。
できるだけごまかさないで考えてみる
日本でも「紅衛兵」を増やそうとしつこいバカマスゴミ(研究機関の「不正経理」って何なの??)

これは大前研一氏がやってるビジネススクールが調査したそうなんだが、サンプル数や対象者など不明ながら、なかなか興味深い結果が出ています。年収299万円以下で「ストレスを全く感じない」人が13%もいるのが驚きです。
ストレートプレス
年収1000万円を超えるとストレスが減少


アゴラ編集部:石田 雅彦