「日本買い」はアップルの戦術

アゴラ編集部

ちょっと前にアップルが中国の車のエンジニアを募集してる記事があったんだが、表題ブログは「アップル銀行」の可能性について書いてます。アップルはシャープに1000億円も投資してたわけで、すでに銀行みたいな存在になってるのかもしれない。
で、台湾企業がシャープを「買収」した背景には、このアップルとの関係がある、と書いているのが「zakzak」。鴻海はアップルの下請け、とするのは「投資日記」というブログです。
アップルのサムスン、Android陣営への攻勢が強まっている中、その戦術に日本の技術力もある。これまで投下してきた日本企業の研究開発費やほかにはない技術が「買い叩かれる」時代でもあり、身の回りのもの、なんでもかんでもアップル、という時代になっていくのかもしれません。それにしても「失われた十年で何が買えたのか」という話で日本はアップルを買収できた、というのは今や見果てぬ夢になってしまいました。
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もしもアップルが銀行業務に手を出したら


この流れをみると、電子書籍のコンテンツは短編などの尺の短いモノに収斂していきそうな気配もするわけです。特にビジュアルと合体したモノは、長々とした文章はあまり必要じゃありません。同じようなコンテンツで眠ってるものはまだまだありそうです。
eBook USER
ナショナルジオグラフィック、電子書籍短編シリーズをローンチ

東京電力の原発事故の影響は、まだまだずっと長引きそうです。その一つが既存原発の「再稼働」。このブログは、税金で負担するしかないのでは、と書いている。高品質の電力を安定供給するためには、原発じゃなくても政府の援助はどうしても必要。それをどこが負担するべきか、ということなんだが単に「税」といっても誰がいくら払うのかでまた揉めそうです。
非国民通信
脱原発のコストを負担する日のない人々

電気自動車の話題が多くなってきました。しかし、本格普及にまだ問題は山積しています。急速充電や充電場所もさることながら共通規格の問題も大きい。世界的な競合でも充電プラグや電圧が焦点になっています。日本車の多くは変圧器、変電機を車載しないんだが、ドイツ車なんかはあらかじめ車に積んでいる。そもそもこの違いがある。一般家庭の100ボルトは交流、EV用の電気は直流で、その変換にもまた無駄が出ます。このブログは変換ケーブルがあれば充電の問題は減るのに、どうして普及しないのか、と業界と行政を批判しています。
ECOカーアジア
トヨタは100V充電

NASAの「ルナー・リコネサンス・オービター」という月周回無人衛星からの画像データで作られた、誕生から現在までの月の歴史です。45億年だから地球よりほんのちょっとだけ年若い(ただ地球誕生46億年説にも懐疑派がいます)。この衛星は、アポロ計画の着陸地点の詳細画像を撮影し、前々から根強い「人類の月着陸はフェイク」説を一蹴したわけです。記事で紹介されたCGをみると、大気がなければ隕石にフルボッコ、というのがよくわかる。地球の大気に感謝です。
GIZMODO
New Mesmerizing Video Shows the Whole Evolution of the Moon

こんなに深いチャレンジャー海淵に潜ったのは三人目らしいんだが、すでに「巨匠」と言っていい映画監督の偉業です。大学入学時には海洋生物学を学んでいたわけで、海への興味は前から抱いていたわけです。彼には映画『殺人魚フライングキラー』とか『アビス』、『タイタニック』といった海をテーマにしたものもある。またスキューバダイビングのスキルは一級品らしい。アカデミー受賞映画監督にして生来の冒険家、というわけです。
コレなんだろう?
ジェームズ・キャメロン監督-深海より帰還

『インサイド・アップル』の内容抜粋を紹介しています。これを読むと、なぜアップルが新製品の発売前に極端な秘密主義になるのか、といった特徴がよくわかる。また、社内での社員同士のステータスや社風のようなものも興味深い。いずれにせよ、注目される企業であるのは確かです。
SIRCUS.TV「サーカス」
Apple社の内部を暴露 “インサイド・アップル”

被災地のがれきを受け入れるかどうか、国が丸投げ状態なので各自治体ごとに対応が違うのは当然なんだが、その地域ごとにいろんな事情がある、という当然のことが報道されてません。このブログでは、神奈川県横須賀市のある地区が受け入れ拒否した事情を報道をもとに紹介。放射能への過剰反応、がれき拒否への過剰反応。何事にしても過剰に反応してしまう人がいる、ということです。
That’s Life -Notes-
震災がれき受け入れ「拒否の理由」

昨日、日本で行われた大リーグ開幕戦で大活躍したイチロー選手はさすがでした。この記事は、昨年1年間に出た電子書籍を表彰するイベントを紹介。スポーツ情報誌『Number』で取材した際のインタビューをもとに、写真や動画などで構成されたイチロー企画が大賞を受賞したわけです。確かに雑誌のインタビューという文字だけだともったいない素材なんだが、取材時に写真だけでなく音声や動画を撮っておく、デジタル再使用について取材先の了承を得ておく、というのがこれからのメディアの常識になりそうです。
web R25
2011年電子書籍大賞はイチロー

空から中国の沿岸部を見下ろすと海の汚さに驚愕するわけなんだが、あの汚濁にはヒトの糞尿が多く混ざっているわけです。江戸の街が意外に清潔だったのは、肥料として売買するなど糞尿の処理システムが整っていたから、という説もある。この記事は、ヒトの糞尿から水と燃料を取り出す家庭用の可搬装置の研究開発にビル・ゲイツが立ち上げた財団が援助した、というもの。70億人の地球人の糞尿処理。これから大きなビジネスになりそう、というわけです。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
ゲイツ財団が「ヒトの糞便から飲料水とエネルギー生成」に投資

3月23日から米国が新しい非移民ビザ申請手続きを始めるよ、という案内です。90日以下の商用や観光の際はビザ免除(ESTA申請が必要)なんだが、留学とか米国で働く場合には特にビザが必要。パスポートを持参し、面接してビザを発給してもらうというわけです。
米国日本大使館
3月に開始される非移民ビザ申請手続き変更に関する重要なお知らせ

このCMは秀逸です。しかもクライアントが質屋、というのがおもしろい。四部作ですぐに落ちは予想できるんだが、各キャラがなかなか興味深い。さらに最後の女性はいったい何なのか、考えると楽しいです。
【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ
長崎の質店「ぜに屋」CM、ADFEST 2012フィルム部門で最高賞の「ベスト」を受賞


アゴラ編集部:石田 雅彦