さて、いよいよ今日10時に小沢裁判の一審判決が出ます。永田町界隈では固唾を呑んでその結果を見守っている、という状況。有罪になれば、おそらく小沢一郎氏の政治生命は絶たれてしまうでしょう。無罪になると、政局が一気に動き出すかもしれません。
もちろんネット上でも話題になっています。こっちの「日々坦々」というブログは小沢シンパらしく、もしも有罪になるなら国家に対する国民の信頼信用は地に堕ちるだろう、と書いている。3.11以前以降で考えれば、前ほど国民は簡単にはダマされないぞ、ということのようです。
小沢懐疑派の「どーか誰にも見つかりませんようにブログ」は、無罪になるんだろうがどうもスッキリしない、と書いています。判決まで金で買えるのは今も昔も西も東も変わりない、そんな何事も金カネ金の世の中にならなきゃいいけれど、と危惧しています。
で、表題のブログでは、小沢氏の感覚は「一般人」にとってちょっと理解しがたい、と書いている。こうした「金銭感覚」のズレが政治家特有のものとして許容されていた時代は、とうの昔のことだと思います。この国の司法が崩壊寸前、というのとは別にして、小沢氏のような前世紀の遺物的存在が影響力を発揮し続けるのを「政界の不思議」と看過していいのかどうか、というところ。無罪になったとしても、小沢氏が霞ヶ関官僚や既得権益層に敢然と立ち向かうとは考えにくい。
結局、日本のトップ層の内輪もめという枠は超えられません。こんな痴話ゲンカが大きな影響を与えることこそ不幸。彼のような「豪腕」や優秀な官僚を、国民が監視して上手に使いこなせばいいだけなんですが、それが難しいので連中がのさばり続けるわけです。
傍観者の独り言
小沢裁判:常識人には、小沢一郎氏の常識は非常識となり推認有罪?
営利企業が客観報道をになう、というだけで違和感と自己矛盾を感じてしまうんだが、すでにマスメディアに「神話」はありません。事故遺族への配慮、なんてのも昔からずっと言われ続けてきた話。マスメディアに品位を求めてはいけません。しかし、中央官庁が新聞雑誌に年間13億円を超える購読料を払っていた、というのは驚き。同じ穴の狢、というわけです。
日々雑感
政府、新聞・雑誌の購読削減→新聞協会が削減に見直し要求
これは毎年、恒例の調査です。原発の再稼働で揉めに揉めている福井県なんだが、幸せに暮らせる県ということでいつも高ランクに位置しています。これはその福井県の特徴を紹介している記事。
美レンジャー
おいしいトマトのあるアノ県が「幸せな都道府県」1位に!
当然と言えば当然で、facebookなんかでリクルートしてる企業なんて信用しないほうがいい、という話です。というか、facebookで就活してるような学生に期待する企業はちょっとどうか、ということ。あんなもので評価されたらたまらないです。
ホームページを作る人のネタ帳
Facebookが就活に勝つ!?Facebook人事はかなり当てにならない
確かに美しい写真です。このフォトグラファー、こんなリモコンの写真も撮っています。アゴラの人気投稿メンバー、新清士氏もリモコンについて書いていますが、確かにボタンが多い。
坂井直樹の”デザインの深読み”
ブレンダンが撮影した、まるで水彩画のように繊細で綺麗な花のX線画像
英国の話なんだが、アマゾンがやってるKindle Direct Publishingで作ったらしい。このKerry Wilkinsonさんという作家は、これまでまったく小説を発表したことのない新人ということです。
web R25
自費出版からベストセラー誕生
トーマス・エリオットという俳優、ご存じでしょうか。このサイトではちょっとした有名人らしい。よくあるイタズラなんだが、周囲の人たちの反応が興味深い、という記事です。映画『スパイダーマン』というところが微妙なキモ、というわけ。しかし「有名人」って、いったいなんなんでしょう。
Pouch
集団心理がよくわかる実験映像/ まったくの素人なのに周囲の人間全員が有名人だと勘違い!?
どうもよくわからない製品なんだが、こっちの「CNET Japan」の記事によると、家具の中にテレビを入れてしまった、という昔ながらの発想のようです。ディスプレイは中国製だそうで、日本での発売は来年以降。そういえば子どものころ、仏壇みたいな観音開きの家具にテレビを入れていた家庭もありました。
Engadget日本版
IKEAのテレビ一体型家具 Uppleva 続報、ブラウザはOpera
人の人生を鵜の目鷹の目でうかがう生保がいろいろ調査しています。これもその一つ。コートダジュールなんかのヨーロッパの保養地へ行くと、リタイアして悠々自適な生活をしてる富裕な老人たちをよく見かけるんだが、日本でそれだけの「富」を蓄積できる層、というのがどれほどいるんでしょうか。人生の価値は人それぞれ、とは言え、リタイア後も「働かざるを得ない」のとリタイア後も「働きたい」との間には、天と地ほどの差があります。
インターネットコム
リタイア後の人生を充実させる「リタ活」が早期化、6割は活動に前向き
毛筆で墨黒々と「炭水化物」と書かれた巨大な額をレジ上に掲げるジャンクフード屋がありますが、そこは具がほとんど入っていない大盛りのスパゲティナポリタンを食べさせてくれます。ラーメンライス、というのは学生時代に腹を膨らませる手段でした。しかし、炭水化物をオカズに炭水化物を食べるのって、どうしてあんなに美味しいんでしょう。この記事で紹介されている調査でコメントがおもしろい。なるほど麺の油を抜くため、一度、カップ焼きそばみたいに湯を捨てて新しい湯でスープを溶くのか。涙ぐましい話です。
News2u.net
【カップめんに関する調査─第4回】カップめんと一緒に何か食べる人は66%。「おにぎり」「お茶類」「ごはん」が上位3位
アゴラ編集部:石田 雅彦