F35の値段はいくらなのか

アゴラ編集部

法華の太鼓でもないんだが、値段がどんどん上がり続けている、と非難されている次期主力戦闘機についてネット上でもいろんな意見が出ています。これ、九条の憲法論議などもからめ、多方面への影響も大きい。こないだ来日したキャメロン英国首相と日本政府が武器協同開発で合意した背景はBAEユーロファイタータイフーンを蹴った見返り、という観測もあります。
ニュースの社会科学的な裏側」というブログでは、F35自体、どうもよくわからない戦闘機であり、裏側には政府関係者とロッキードの間に何か薄汚い関係があるのでは、と書いている。国会で本格的に追及されるかどうか、というわけです。
楽なログ」というブログは、こんなにボッタクられてもNOと言わない日本、と石原都知事を揶揄。都合のいいときだけNOと言うわけで、今の都知事は尖閣買収で忙しいらしい。戦闘機開発について言えば、日本国内でライセンス生産でき、技術を得ることができるかどうかも大きいんだが、どうもF35は無理のようです。


表題ブログは、F35導入を決めた各国の事情やロシアのSU35Sとの対決も紹介しつつ、買うのはいいんだが財政逼迫の国庫でその金をいったいどうする、と書いている。ただ、国産のF2も高いと言えばメチャクチャ高い。F35はシステムも含めて600億円くらいかかるらしいんだが、無い袖を振って先送りしてる間に「時代遅れの次期戦闘機」になってしまいかねません。
あぁ~~無情 !!
『第5世代』空軍型F35A

日本というのは、国会の第一党と第二党がともに推進したがっている政策がちっとも前に進まない、という不思議な国です。有権者の票をいったい何と心得てるのか小一時間、という気持ちも大きい。野党が政府への批判勢力になるのは当然としても、ほとんど同じ政策なので自縄自縛状態であり、さらに第一党の党内に最大の批判勢力が混在している、というのもこの国の不幸です。
ニコブログ
消費増税審議入り…自民「我々はむしろ推進勢力」

芸能人の五輪挑戦なんだが、ネット上でもいろいろ取り沙汰されています。この「飲酒楽堂」というブログや表題ブログのように、本業のほうで頑張れ、と総じて生暖かい視線が多いようです。
褒貶(ほうへん) 時事ネタまったりブログ
しずちゃん(山崎静代選手)3回戦で敗退。五輪切符獲得ならず

どんなカタチなのかはリンク先をご覧いただきたいんだが、この料理研究家の所属事務所がスターダスト系列、ということで、ワイドショーをにぎわせている三角関係の当事者二人が同じ事務所。身近かな相手を物色する、という時点でそれはどうなんだ、と思います。この事務所はスキャンダルづいている、というか醜聞を利用するのがうまい、とも言われている。転んでもただでは起きない業界です。
Pouch
料理研究家・園山真希絵さんの料理は「女子がそそるカタチ」と話題に

日本ではドネーション文化があまりうまく育っていない、なんてことを言うわけなんだが、あるところに金はあるものです。尖閣の購入資金を募ったら数億円も集まりそうだ、というので話題です。これ、言い出しっぺの当人は、いったいいくら出してるんでしょうか。中国資本が日本の土地を買いあさってる、なんて報道もあったんだが、あちこちで買取合戦が勃発、というわけです。
日比野庵 本館
世界に良い影響を与える一位の国のポテンシャル

カルザイ政権が少し安定化して米軍も撤退へ、ということで落ち着くかに思えたアフガニスタン情勢なんだが、ここんところタリバンの攻勢が激化して予断を許さない雰囲気になっています。このブログでは、カルザイ氏自身に麻薬ビジネスのウワサがある、と書いていてタリバンへの民衆支持が低下しないのも、このあたりにも原因があるのか、と思います。で、イスラム圏の女性、というのは戒律で縛り付けられているらしい。そんな社会で政治家として活動している女性について紹介しています。
碧空
アフガニスタン  タリバンとの和解交渉中心メンバーが殺害  次期大統領目指す女性政治家

コンビニ印のお総菜シリーズがあるんだが、パッケージに「7」がついてるだけで美味しくなさそうに感じるのは筆者だけでしょうか。あれってOEMみたいなもんで、中身は他社製品まんかか、せいぜいそれをちょこちょこっと改良したものです。系列スーパーでは競合製品の値段を高めに設定し、プライベートブランド製品を売っている、なんて批判されたりしている。で、このブログでは日本はオカズが多過ぎて、それが主婦の負担になり、ひいては非婚化、少子化につながる、と書いています。こういうの、コンビニでお総菜を買ってくればいいじゃん、という風潮を後押ししているのでは、と思います。
増田くん日記
日本の家庭の「献立の多さ」は、長寿に資する反面、非婚化を招く

ネット規制とか情報統制によって市民生活が縛られている中国の話です。この「昨天北京」というのは、北京で政変が起きる、という隠語のようで、単語検索をすり抜ける言葉として使われたらしい。チリのアジェンデ大統領を倒したピノチェトのクーデーターのときには、ラジオ放送が「サンチャゴには雨が降っている」と危機を伝えたわけなんだが、それと同じようなのかもしれません。なので、中国のネットで「昨天北京」という言葉が頻発してきたら要注意、ということです。
墨と硯と紙と筆
昨天北京

これはなかなかおもしろいブログ記事です。儲かりそう、と始めたら、同じように考える人間ばかり友だちに集まってくる、ということ。数ばかり増やしてもしょうがない。実のある情報を発信し続けていけば、自ずから効果的なページになっていく、というわけです。
ホームページを作る人のネタ帳
「Facebookは儲かるそうなのでFacebookの始め方を教えて下さい」への返答

人口の多いドイツ、ノルト・ウェストファーレン州議会選挙でメルケル政権への批判勢力が勝ち、またぞろ欧州は不穏な情勢になりつつあります。四の五の言わず、さっさとメルケル首相に会いに行ったオランド大統領なんだが、独仏が緊縮一辺倒ではなく、経済成長との両立で歩調を合わせ始めたか、ということ。州議会選挙の敗北がメルケル政権の政策にどう影響するか、ちょっと要注意という感じですが、再選挙となったギリシャ問題の解決で両国は協力し合わなければなりません。いずれイバラの道、というわけです。
クーリエ・ジャポンの現場から
欧州の将来を左右する独仏会談


アゴラ編集部:石田 雅彦