どうも盛り上がらないまま終わってしまった首脳会議なんだが、ダラダラと問題解決を先延ばしにしたいのはどこの国のトップも同じようです。やっと苦い薬を国民に飲ませる覚悟がある政治家が出てきたと思ったら、それは国民に塗炭の苦しみを味合わせる毒薬だった、というのもよくある話。良薬か毒薬か、飲んでみるまでわからない、というのでは困る。アゴラでも山口巌氏が書いていたんだが、この「Seetell.jp」の記事を読んでも野田総理のセンスのなさが際立ちます。劇薬を良薬に見せかける努力もしないわけで、欧州が財政と経済のバランスを取るのに必死なのを横目に、復興や経済対策をまるで無視しつつ増税へまっしぐら、というわけです。
tnlabo’s blog
G8と日本の立場
こないだ国会図書館へ行ったらシステムが変わっていて驚きました。前のはさすがにセキュリティ上、まずいとは思ってましたが、妙なカードを作らされた。あそこの上にあるレストランは、そんなに安くないんだが不味いので有名。近所に飯屋自体がないもんだから企業努力しないんでしょう。で、これはさらに在庫情報をネットで広く公開する、という記事です。
インターネットコム
国立国会図書館、博士論文約1万5,000点、図書や古典籍約5万3,000点をインターネット公開へ
タンパク質の立体構造解析とバイオインフォマティクスの応用で、創薬のスピードを上げよう、という話です。これによって臨床実験などが簡略化するのか、ちょっとわかりません。研究開発費の低減には効果がありそうです。
NEDO
IT創薬」実用化へ─従来に比べ100倍以上の効果
訴訟社会の米国では予想できたことなんだが、悲観的な上場にさらに水を差すことになりそうです。それにしても、ログアウト後にユーザーを追跡なんて簡単にできるんでしょうか。
Bloomberg
フェイスブックに150億ドルの賠償求める─米国で集団訴訟
これは、なるほど、というブログです。どこに何をしまっておくか、という話でもあるんだが、デジタルが普及したからといってアナログが終了するわけではありません。そのへんを考えれば、当然この帰結になる。手にとって読みたい本は、デジタル技術ではきっと永遠に凌駕できないと思います。
BLOG ON DIGITAL MEDIA
電子書籍と印刷書籍の共存時代 “クラウド書架”への進化がブレークスルーに
ちょっと考えさせられるブログです。クリエイター、という職業の人たちっていうのは、自己撞着というか自己満足というか、別に人のことを考えてクリエイトしてるわけじゃない。金のため、というのはとりもなおさず、お金という貴重なものを手放してまで交換したがっている人たちのため、というわけで、ハッピーなんじゃないか、ということ。別にそんなに卑下しなくてもいいのに、と思います。
@fromdusktildawnの雑記帳
金のために作ってるクソ商品の方が顧客を幸せにしたりする
エーリッヒ・フロムの著作はあまりにも有名なんだが、自分で考えたり行動したりすることが面倒、という人は実際、驚くほど多いんです。ただ、アゴラなんかをみてると、自分で考えたがりの人ばかりです。自己実現、というと難しい。「自由から」逃走するのか、「自由へ」逃走するのか、という話のようです。
治大国若烹小鮮 ─ おがた林太郎ブログ
自由、そして逃走
これは筆者も取材で乗りました。見た感じよりも操縦、というかコントロールが難しい乗り物です。けっこう楽しい。原チャリのスーパーカブみたいなヒット商品になれ、というホンダの願望がよく伝わってくる。倒立振子という技術を使ったもので、この記事にもセグウェイみたい、と書いている。昔からある技術で特に目新しくもありません。ASIMOの技術、と言えば恐れ入る、と思っているようです。
clicccar
歩く以上スクーター未満? ホンダからパーソナルモビリティUNI-CUBを発表
ちょっとネタ的には古いんだが、今のうちに取り上げておきたい話題です。この火元はフジテレビ内からのリークらしいんだが、どうやら捲土重来の気満々のようです。ようするに、テレビ界を牛耳っているのは吉本興業、ということだ。芸能界なんかに清貧をもとめてはいけません。
夾竹桃日記
島田紳助 芸能界復帰特番撮影との噂
これは画期的な発明だと思います。ドイツの会社らしいんだが、前にも同じようなのがあったような気がする。ジムで泳いでて何が嫌かというと、隣りのスイマーの波しぶきが口に入ったりすることだ。息継ぎが下手だとけっこう苦しいです。これを装着すれば問題ない。いやマジで欲しいです。
j-tokkyo
水が気管に入ってむせることを防ぐシュノーケル
アゴラ編集部:石田 雅彦