お盆休みはゲーム三昧、という人も多いと思いますが、どうも世界的にゲーム業界が過渡期を迎えているようです。Amazonがソーシャルゲームに乗り出す、というニュースが駆け巡ったり、業界大手Zyngaの経営陣の一人が辞めたり、同社が全社員にストックオプションを与えて人材流出に歯止めをかけたり、ということが話題になっています。
こういうのを聴くと、どうも既存の日本ゲームメーカーに元気がない感じもするんだが、この「はちま起稿」では、米国のソーシャルゲーム会社のCEOが任天堂が小さなゲームマシンに閉じこもっていてくれてうれしい、という発言を紹介しています。
表題ブログでは、従来の家庭用ゲームがソーシャルゲームになったときの変化を客からの集金に注目して分析しています。その独特で巧妙かつ効果的な課金システムにより、いかにして客はどんどん金を吸い取られていくか、というわけ。ほかのゲーマーに課金でアドバンテージを得る、ということは時間と手間を金で買っていることにほかなりません。そのへんのくすぐりどころが絶妙なソーシャルゲームほど儲かる、ということになる。このへんが「ソーシャル」な所以です。しかし、お金と時間に余裕がない人ほどハマるのはどうしてなんでしょうか。
一方で、ソーシャルゲームのまさに社会的な影響も依然として問題になっている。この「GIGAZINE」では、ゲームが人間に良い影響を与える、と言う研究結果を紹介。ようするに、ゲームで精神的に癒されれば、いい人間になる、というわけなんだが、いい人間というより、それってゲームで引きこもり社会的に影響も与えなくなる結果のような気がします。
ホームページを作る人のネタ帳
おさえておきたい昨今のソーシャルゲームの現金回収どころ
おもしろい記事です。ロンドン五輪も終わってちょっと紹介が遅れたんだが、このブログの二番目で「POPSCI」というサイトの記事では陸上のスターティングピストルについて書いています。電子音には反応しない、というわけでピストル音に似せた電子音をわざわざ作ってるらしい。ちなみにブログの表題と内容は無関係です。
Podcast28_Military_News_Blog
意外だったジョージアブルーの開花。そしてスイートピーも雑草とのサバイバル競走に負けていなかった
夏休みに公共図書館で受験勉強する学生をよく見かけます。冷房も適度だし、調べものはすぐできるし、遊んでると叱られるし、勉強するにはとてもいい環境。この記事ではいろんな図書館を紹介してるんだが、こんなふうに壁に蔵書が並んでる形式もだんだん少なくなってきました。
Pouch
すべて制覇したくなる! いつかは行きたい世界の美しすぎる図書館
この「本日」は8月8日のことです。やはり燃料費の価格の上下動が日本経済に与える影響は大きい。原発が動いていないので、化石燃料での発電量がかなり増加している。相変わらず不安定要因であることは確かです。また、このブログでは雇用動向についても述べていて、幸福度指標との関係も示唆しています。
官庁エコのみストンブログ
本日発表された国際収支と景気ウォッチャーを振り返る
米国ではタブレットの普及率は「まだ」50%に届かない、と書いている記事です。半分も持ってればいいじゃん、と思うんだが、日本ではそれ以上の伸びシロがありそう。というわけで「タブレットバブル」が起きそうな予感もするんだが、うっかりするとkoboなんかはそんな時代に咲いた徒花としてひっそり記憶されそうな存在です。雑誌の販売動向なんかをみると、男性より女性のほうが圧倒的に定期購読している。日本でのタブレット普及の鍵は、女性利用者へいかに訴求するか、にかかっているような感じです。
Tech Crunch 日本版
comScoreレポート:Kindle Fireの利用者には女性が多く、タブレット利用者の満足度は総じて高い(iPadが最高点)
ちょっと前の記事なんだが、ライセンス料の値段はともかく、これを読むと亡きスティーブ・ジョブズ氏の「怨念」のようなものを感じます。その遺志を受け継いで今もアップルはサムスンと訴訟合戦をやってる、というわけなんだが、これを「裏切り」と呼ぶのかどうか、微妙なところだとも思います。
ガジェット速報
米Apple、サムスンに1台あたり最大40ドルのライセンス料を要求 ─2010年
堺屋太一氏というのは橋下大阪市長のブレーンでもあるんだが、これまたトンデモなアイディアを出したもんです。大阪の南、真夏に行ったことのある人ならわかると思いますが、めちゃくちゃ暑い。阪神が優勝しなくても道頓堀川へ飛び込みたくなる、というもの。それを実現させちゃおう、というわけ。投入する塩素も大量になりそうです。
ガハろぐNewsヽ(・ω・)/ズコー
全長1キロ「道頓堀プール」は実現するか 利用料金は1時間1000円に決定
お盆休みが終わるとまた通勤ラッシュで不快な思いをしなきゃならない、とユーウツな人も多いと思います。なにが嫌かといって、他人の汗でべたついた皮膚を押しつけられることほど嫌なことはない。なるべく人口密度の低い場所へ行きたくなります。この記事では、その奥義を紹介。ジレンマはラッシュ時はみんな出入りしやすい場所にいたがる、ということでしょう。
美レンジャー
ストレスとサヨナラ!満員電車を快適に乗る4つの方法
パソコン従事者に朗報、とまではいかないんだが、たまに使うと良さそうです。どうもコロンビア大の研究者が起業したindiegogoってところのガジェットらしい。
j-tokkyo
上クリックのマウス
こういうのはアリゾナなんかの砂漠地帯にはよくあります。日本だとかつてシーガイアがあった宮崎あたりが日照時間も長く太陽高度も高くていいらしい。ようするに太陽光を利用した溶鉱炉、というわけです。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
集光して水素を作り出す 国内最大級の太陽集光装置が完成
技術革新で人間がやってた労働をマシンが代替するようになり雇用環境が変わる、というのはよく聞く話です。これはけっこう根源的な問題で、人間の労働をロボットが代わりにやれば「みんな」が豊かで自由な時間を楽しむことができる、という「幻想」に対する警告でもある。生産手段であるロボットが得る利益を「みんな」は共有できない。そんなことは資本主義では当たり前なんだが、なんとなくダマされてきたわけです。
国際情勢の分析と予測
情報技術の進歩と首都機能移転で没落する東京
アゴラ編集部:石田 雅彦