花粉症対策にロボット技術を活用せよ

アゴラ編集部

毎年これに悩まされてる人にとって憂鬱な季節が来つつあります。花粉症。症状の重い人は外へ出るのも嫌になるようで、治療費や花粉症対策費などが巨額になっています。林野庁の平成24年度の花粉症対策予算は約7億円。また東京都は自分が花粉症になったから、と言って前知事の石原氏が声を上げ、数十億円の予算を計上して都内の杉林などで伐採事業を進行中。「花粉症対策本部・花粉の少ない森づくり」といったプロジェクトを立ち上げ、山林で伐採したり花粉の少ない杉や広葉樹を植林するなどしています。車の排気ガスから出たり中国から飛来するPM2.5などの微粒子が花粉にくっつくと、花粉症を引き起こしやすくなったり、より重篤なアレルギー症状が出る、と言う人もいます。


ストレートプレス」では、花粉症対策のゴーグル状のメガネや花粉などアレルギー物質の働きを抑制する特殊加工を施した素材で作られたコートなどを紹介しています。少しでも症状を和らげたい、という花粉症で悩む人たちの強い気持ちが伝わってきます。「インターネットコム」では、ウェザーニューズが既存の有料サービスに「花粉モード」を追加、と書いています。花粉の飛散を知らせてくれたり、「マスク」が必要といったようにユーザーそれぞれの症状に合わせた対策を教えてくれるらしい。「美レンジャー」では、花粉症を悪化させる生活習慣に警鐘を鳴らしています。悪化させないためにはヨーグルトなど発酵乳製品が効果的のようです。

表題の記事では、オーストラリアの研究者の報告を紹介。「3ヶ月から6ヶ月の乳児が花粉にさらされると、食品や大気中物質への感受性が2歳の時点で増し、6─7歳の時点では花粉症や喘息の症状を示すことが多い」ようです。アレルゲンにさらされる年齢によって、その後のアレルギー症状が変化してくるのでは、ということでなかなか興味深い。

採算の面や高齢化、後継者問題、山林地主の細分化などで日本の林業が廃れて久しい。花粉がこれほど多くなったのには、山林の荒廃と密接な繋がりがあります。枝落としや下生えの処理などの山林労働は非常に過酷な作業。広範囲にずっと植え続けられてきた杉林を行政やNPOが少しずつ手入れするにも限界がある。

遠回りかもしれませんが、ここは日本の独自技術であるロボットに登場してもらったらどうでしょう。これYouTube動画では、英国やフィンランドの伐採ロボットの様子を見ることができます。日本でも早稲田大学が「森林作業支援ロボット」というのを研究開発しているらしい。

動画のようなロボットは日本の急峻な地形ではなかなか作業が難しいと言い、日本独自の森林伐採ロボットを作ることが重要です。日本の「ロボットスーツHAL」でも山林作業用バージョンを作ったらいい。伐採や植林に巨額予算を組むのも大切かもしれませんが、日本のロボット技術を高齢化が進む林業へ投入し、さらに応用技術が展開できれば新たな産業振興になります。
QLife Pro
赤ちゃんの時に花粉にさらされた時期がその後のアレルギーに影響か


iCloudもDropboxもGoogleも敵わないファイルホスティングサービス – MEGA
ブログヘラルド日本版
なんと50GBも無料で提供してくれるんだそうで太っ腹です。「PiracyかPrivacy」か、ということで、この種のサービスが著作権侵害などの海賊行為を引き起こすのではないか、という批判もある。このキム・ドットコム、キムというから韓国系かと思ったらドイツ生まれでニュージーランド在住の起業家です。IT業界の有名人らしく身長2メートル、体重130キロを超える存在感でも注目を集めているらしい。何度かハッカーとして、また著作権侵害で罪に問われているお騒がせ人物です。

経産省がEV普及促進で現行補助制度を年内に大幅見直しへ!
clicccar
どうも霞ヶ関の官僚は何が何でもEVを普及させたいようなんだが、燃料電池なんかの画期的技術が発明されたら一気に陳腐化してしまいます。もしもそうなったら既存のEVや充電インフラなんかは、無駄の象徴になってしまう。単に「つなぎ」の役割などでしかないのなら、過大な資金で性急にEVの技術育成させるのは問題があると思います。この記事では普及促進の補助金について書いている。しかし、価格が下がったら普及する、という予測は間違っています。EVの普及を妨げているのは、技術的な限界です。

幻覚は脳内麻薬と関係がない?!
どーか誰にも見つかりませんようにブログ
人間はまだ自分の頭の中さえ、よくわかっていません。まして遺伝子や宇宙、深海、地殻内部のことなど、本当に極小部分にしか到達してないわけです。脳内物質というのは情報伝達の役割を果たし、そのほかにも脳の中である働きをしているらしい。このブログでは、エンドルフィンなどの脳内物質と臨死体験における幻覚との関係を疑っています。臨死体験と脳内物質になにか関係があるのかどうかさえ、我々はわかっていない。ひょっとすると、死に臨んで脳細胞の一部が破壊されるせいなのかもしれません。

Kenyan-Somali forces launch assault on al Qaida in Somalia
Star-Telegram
マリなど西アフリカがどんどんキナ臭くなってる間に、ソマリアでは着々とテロリストたちとの戦いが進められているようです。海賊たちも極端に少なくなり2012年9月には暫定政権ができて新大統領も決まったようなんだが、その大統領への自爆テロが起こったり、戦乱を避けてソマリアからケニアへ流入してきた難民が8万人もいるらしい。さらに、イスラム過激派らがケニアへ侵入し、観光客らを拉致人質にするような事件も多発。救出作戦に派遣された欧米の秘密部隊が全滅したり、人質の救出に失敗したり、といったように混乱状態はまだまだ続いています。この記事では、ケニア軍が平穏にならないソマリアに業を煮やし、南部の都市へ侵攻した、と書いています。政府関係者は痛くもない腹を探られるのを嫌ってか、今回の攻撃にソマリア政府は何の関係もない、と発言。ケニア軍がソマリア南部の民間人を殺害した、とも言われ、民族対立的な背景もありそうです。

【画像】イチロー「カツサンドないの?」
ガハろぐNEWSヽ(・ω・)/ズコー
大リーグ、ニューヨークヤンキースと新たに2年契約を結んだイチロー選手がキャンプインしたときの写真を、ネット住民が論評しているブログです。この写真で彼は「カツサンドないの?」と胸に書かれたTシャツを着てるんだが「WBC3連覇」→「3度勝つのを期待」→「カツサンド無いの?」となり、背中側には「ジョークじゃない、本気だ」→「冗談言ってんの?」。つまり自身は参加できないWBCでの日本の3連続優勝を祈願してるのでは、というわけ。個人的にはこのファッションはちょっとどうかな、と思います。

「低線量率の放射線しかない所は『健康被害が出てくる事はない』 国連が責任を持って徹底して報告書を出している」西田昌司氏(文字起こし)
みんな楽しくHappy♡がいい♪
これは、自民党所属の参議院議員が国連の報告書を引き合いに出しつつ、原発事故による福島の人たちの健康被害について語った動画を文字にしたブログです。この報告書ではLNT仮説をとらず、長期間の低線量被ばくなら健康に影響を及ぼす心配はない、と書いているらしい。事故当時の民主党政府対応についてはいろいろと批判などがあるんだが、低線量地域で大規模な除染作業を延々とする必要ない、ということです。

【実践レポ】iOSデバイスの不要なファイルを削除して空き容量を増やしてくれる『PhoneClean』
ライフハッカー日本版
ついつい興味本位で無料だから気軽にダウンロードし、そのまま使わなくなったアプリが山のようにスマホ内に溜まってる人も多いと思います。音楽や動画、電子書籍のデータも入ってるので、容量不足になりがちです。この記事ではiOS限定ながら実際にどんな作業で空き容量を増やせるのか紹介。これ自体もアプリなんだが、なかなか使い勝手が良さそうです。

浜松「エンジン01文化戦略会議」の「オープンカレッジin浜松」で講座「平成170歳の職人仕事」
マスヒロ食時記
江戸前和食界の重鎮二人が、浜松の地域振興プロジェクトに招かれた、という紹介記事です。映画『二郎は鮨の夢を見る』のプロモーションも兼ねているようで、話をしたのが東麻布の鰻屋「野田岩」の金本兼次郎(85)さんと銀座「すきやばし次郎」の小野二郎(87)さん。手先で作業するから高齢でも一戦で仕事できるんでしょうか。

フェイスブック利用者の“SNS離れ”進む
COMPUTERWORLD
どうも「SNS疲れ」という症候群が蔓延し始めてるようで、四六時中、自分のページにアクセスして「いいね」ばかり押してるとそれが嫌になるようです。SNSばかりしているとコメントなどが気になってしょうがない。そんなことをしてる時間が無駄だ、ということにハタと気づき、SNSをお休みする、というわけです。うつろいやすいのは人の常。Facebookは早くも終焉に向かっているんでしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦