GEPRアップデート(25日)、シンポジウム(27日)のお知らせ

GEPR
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【お知らせ】アゴラ研究所・GEPRは次のシンポジウムに協力します。

テーマ
『活断層、新安全基準、規制委員会』問題の核心を衝く

●開催日時:2013年2月27日(水曜日) 18:00~20:30(17:30開場)
●場所:東京工業大学蔵前会館「くらまえホール」
東京都目黒区大岡山2-12-1 map
主催:学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」


●プログラム:
◯開会挨拶 18:00-18:05(5分)澤田哲生(東工大)
◯第一部:パネル討論(1) 活断層、規制委員会問題を中心に (45分) 18:05-18:50
モデレータ:池田信夫氏(アゴラ研究所所長)
パネリスト(予定):岡本孝司氏(東京大学大学院教授)、伊藤 洋氏(電力中央研究所研究アドバイザー)
※岡本氏は原子力安全全般、伊東氏は主に活断層-耐震問題
休憩10分
◯第二部:パネル討論(90分) 新安全基準、規制委員会を中心に(90分) 19:00 – 20:30
モデレータ:澤田哲生氏(東工大)
パネリスト(予定):高橋万見子氏(朝日新聞論説委員)、岡本孝司氏(東京大学大学院教授)、伊藤洋氏(電力中央研究所研究アドバイザー)、山口彰氏(大阪大学大学院教授)ほか。

●参加費:1000円(当日、受付にてお支払いください)
●参加申込み:下記のメールアドレスに、氏名、所属をお送りください。
      学術フォーラム事務局:澤田哲生(東工大)
      メールアドレス:[email protected]

【今週のアップデート】

1)「アベノミクスはエネルギーの負担で失敗か–アゴラチャンネル報告

GEPRを運営するアゴラ研究所は毎週金曜日9時から、アゴラチャンネルでニコニコ生放送を通じたネットテレビ放送を行っています。2月22日には、元経産省の石川和男氏を招き、現在のエネルギー政策について、池田信夫アゴラ研究所所長との間での対談をお届けしました。

原子力規制委員会の活断層認定により、電力会社が経営危機に陥っています。自民党政権は、参議院選挙まで、波風を立てまいと、原発問題に手をつけようとしていません。ところが、経済全般に悪影響を及ぼしかねず、政権の最重要課題「アベノミクスによる経済再生」が失敗する可能性さえあります。

2)「書評・八田達夫「電力システム改革をどう進めるか」-理論と現実の乖離

提携する国際環境経済研究所(IEEI)の寄稿の転載。専門家グループ電力改革研究会による書評です。価格メカニズムの電力システムへの反映という本の考えを肯定しつつも、それが実現した具合例は少ない事を述べています。

【今週のリンク】

1)「原電、資金ショート回避 電力大手が支援継続」。日本経済新聞、2月23日記事。原発3基を運営する日本原電が、停止によって、経営危機に陥っています。電力各社は支援の意向です。

2)「避難者の生活再建が最優先 佐藤知事インタビュー」。福島民報2月23日記事。除染を追求することを表明。しかし、それが現実的に可能なのか、検証が必要ではないでしょうか。現状はあらゆるところを除染しており、経費と時間がかかっています。

3)「「福島で人は住めない」–放射能デマ騒ぎの悲しい結末」。アゴラに2月21日寄稿された、ジャーナリスト石井孝明氏の記事。放射能デマを流した人の「その後」という珍しい話を書いています。社会的な制裁を受けてしまった話です。

4)「安全基準を現実運用し国益守れ」。産経新聞2月21日記事。京都大学・原子炉実験所、山名元教授寄稿。原子力規制委員会が7月に決めると目標を掲げる安全基準に関して、それを行う事業者との対話、現実的な運用をしない事に疑問を示しています。