司会は政策家・社会保障経済研究所の代表の石川和男さんが務めます。放送後に、石川さんの運営する霞が関政策総研チャンネルのサイトでも公開します。
パネリストは藤末健三・民主党参議院議員、岸博幸慶応義塾大学院教授です。
石川氏は経産省で勤務した後で、現在は中立の立場から政策提言を重ねています。社会保障、エネルギー、政策決定の仕組みづくりに造詣が深く、さまざまな政治家の「知恵袋」としても知られています。
藤末議員は、経産省勤務後、学会に転じた後に民主党参議院議員となりました。民主党政権では総務副大臣などに就任。政策立案を、官学政の三分野からかかわりました。
岸博幸慶大教授は、経産省勤務の後で、学会に転じました。日本のポップカルチャーの振興策、また竹中平蔵氏が金融担当大臣、総務大臣の際に、大臣の政務秘書官として金融改革、郵政改革、コンテンツ産業政策で活躍しました。学会に転じた後も積極的な言論活動を通じて注目される多彩な分野で力を発揮する才人です。
参議院選挙まっただ中です。自民党有利と言われています。その後で経済政策の面から、今後どのようなことが必要でしょうか。アベノミクスが唱えられますが、財政出動と金融緩和は行われました。しかし「第三の矢」と言われた規制改革は、変化を与えそうな改革が見当たらず、不発です。
このままどうなるのか。3人の政策通が経済政策での「次に起こりうる」、そして「あるべき」次の手を考えます。
「言論アリーナ」では、いくつかのシンクタンクが協力して、有識者の質の高い意見を集めた映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を生み出し、社会を変える場に発展させていきます。
左から石川、藤末、岸の各氏