日本と中国と尖閣諸島と解釈改憲と --- うさみ のりや

アゴラ

本日は終戦記念日ということでそれに見合ったテーマで平和を願うお話です。

さて中国が尖閣諸島を狙っていることは今や全国民が知る事実になったわけですが、その背景にある中国の防衛思想はそこまでしられていないのでそんなとこから。中国は明確な対米防衛戦略を有しており、その概要はきわめてシンプルで

○2000年~2010年:第一列島線(東シナ海、南シナ海等)の制海権確保

○2010年~2020年:第二列島線(フィリピン海、太平洋一部)の制海権確保及び空母建造

○2020年~2040年:太平洋・インド洋への進出

○2040年にアメリカと対等な海軍建設



(クレジット:アメリカ国防省)

というものです。2010年以降に尖閣諸島の問題が本格化したのは、中国がこの戦略に今のところ忠実に動いてきている証左でしょう。中国が尖閣諸島を狙う理由として資源問題ばかりがクローズアップされますが、その他の理由として山が多い内モンゴルや新疆ウイグル自治区への陸上輸送が困難なため窮屈な内海を出て、太平洋正面を迂回する物流経路を確保したいという狙いもあります。

中国はこんな壮大な野望抱いているわけで、いかにお花畑の方々が「外交努力を」なんていったところで2020年までに中国は何が何でも尖閣諸島の領有を狙ってくるでしょう。1995年には中国はフィリピンが領有していたミスチーフ礁を、フィリピン海軍がモンスーン期でパトロールをしていない時に勝手に建築物を建造し、そのまま実効支配しなんて荒技を繰り出してるので、一時も油断ができない状況が今後続くことが予測されます。同盟国の米国のスタンスとしては「尖閣諸島は一義的には自衛隊が守れよ、困ったら助けてやるから」というようなスタンスなので、人任せには出来ないわけで、自衛隊の方々の奮励努力を期待するところです!ちなみに仮に尖閣諸島が抜かれたら次は、沖ノ鳥島、小笠原諸島、まで直ぐに狙われることは間違いないので、これは東京都民の問題でもあります。

(http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-127.htmlより引用)

戦力をみると、空では日本側は世界で未だ実戦で撃墜されたことが無い最強の第四世代戦闘機「F15」を配備しているのに対して中国側の主力はこれの劣化版である「J-10」であり、海でも日本がいわゆるチート兵器であるイージス艦を多数保有しているのに対し中国側は劣化版かつ実戦経験が乏しい「蘭州」しかもっていないので、いざ実戦になってもまぁ変な憲法上の制約が無い限りは油断さえしなければ日本の勝利は固いといわれています。ちなみに日本のイージス艦は運用においてもチートで、弾道ミサイル撃ち落とすという快挙を成し遂げています。これは「きりしま、戦艦やめるってよ」という次元で完全に海上ミサイル発射基地化してますので、マジで凄い話です。

ただ中国はこれから10年かけて軍備の量をとにかく拡張していくことが予測されるため、日本側としても将来の数的不利を覆すために第五世代戦闘機の導入・開発がのぞまれるところです。技術VS物量戦術ってとこですかね。

こんなわけで憲法改正の議論するのもいいんですけど現実的に危機が迫ってるわけでしてとても憲法改正を待ちきれいないので、安倍総理には着実かつ慎重に解釈改憲を進めていただいて、中国のように他国があからさまに「あなたの国の領土を私は奪いますよ」という意思を明らかにしている場合には、いざという事態にはこちらから先制攻撃できるようにしてほしいものです。じゃないと日本がなめられてマジで中国が尖閣諸島を占領しにかかって、戦闘に発展しかねませんからね。

そんなわけで戦没者の冥福を祈りつつ、
「先の戦争のようなことが二度と起こることが無いよう、軍事的衝突を未善に防ぐために、安倍総理にはぜひ解釈改憲を進めて有事立法を見直してほしい」
と思います。

ではでは今日はこんなところで。


編集部より:このブログは「うさみのりやのブログ」2013年8月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はうさみのりやのブログをご覧ください。