週刊誌などの報道によれば、ここにきて日テレこと日本テレビ網の特別番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』に対する「疑惑」が急速に浮上しているようです。もうすでに一般視聴者でさえ「あの番組はチャリティなんかじゃない。出演者が高額のギャラをもらっている」と取り沙汰するようになっています。こうした疑惑はともかく、日テレの恒例番組『24時間テレビ』については、いろんな誤解があるようです。
募金活動をしているのは、日テレとは別の団体だそうです。番組製作費と募金は別会計になっている。つまり、テレビ局としては募金活動の受け皿番組を作ってるだけで、募金そのものにはノータッチ。だから出演者にはギャラを払わなきゃならない、というわけ。これについては、アゴラでも本山勝寛氏が書いていたんだが、もっとうまくやれないもんでしょうか。表題ブログでは、日本の税制について書いています。寄付金、ドネーション、というのは社会格差を是正するための一つの方法なんだが、日本の場合、オカミがそれをやるのでシモジモはやっちゃダメ、というわけです。
営利企業であるテレビ局が番組製作費まで無償で提供しなきゃならないのかどうか、ちょっと議論が分かれるところです。出演者のギャラも同じ。このチャリティ番組により多額の募金が集まり、それが被災地や恵まれない人たちのために使われているのは事実です。その一方でテレビ局や広告代理店は、スポンサーから多額の広告収入を得ている。「すべてチャリティだと思い込む」のは視聴者の勝手というわけ。寄付に対する国家の考え方にも共通するんだろうが、どうもテレビ局あたりからの「上から目線」を感じるのはうがった見方なんでしょうか。
マネーのプチ情報局~覚えていれば損しない~
24時間テレビへの寄付では、寄付金控除による税金還付が受けられないという事実。
記憶を整理する大脳シナプスの運動を発見 ─ 抑制伝達物質GABAが関与
東大・河西研究室
記憶を定着させるための物質がわかった、というリリースです。睡眠時にこの脳内物質が働いてシナプス整理が起きやすい、とのこと。この物質、GABA(ガンマアミノ酪酸)と呼ばれるものです。GABAが不足するか受容体遺伝子に変異があると、精神疾患の不安障害になると考えられている。逆に、GABAを感知する遺伝子を片方だけなくした不安障害のマウスにGABAを与えると不安が解消して正常にもどったり、人間にGABAを飲ませるとリラックスしたり不安が抑えられ、結果として免疫力が上がる、なんてことも知られています。脳内伝達物質、というのは一筋縄じゃいかない。遺伝子と同様に一つの物質が複数の役割を担ったり、複数の物質が組み合わされてある機能を発揮したり、ほかにもいろいろありそうだ。
踊り狂う5万人の荻野目洋子。美濃加茂のダンシング・ヒーロー盆踊りを見てきた
エキサイトレビュー
荻野目洋子ってのは、荻野目慶子の妹です。1980年代、デビューしてから数年、ずっと鳴かず飛ばずのアイドルでした。途中、メインのマネージャーさんが病死したりして売れるまではけっこう大変だった。しかし、この『ダンシング・ヒーロー』という曲がヒットし、とんねるずあたりから「荻野目ちゃん」とイジられたりして今や「伝説のアイドル」になった。彼女を売り出したのが、ライジングプロダクションの平哲夫氏です。青江三奈のマネージャーからバーニング系の事務所を設立し、荻野目洋子の成功以来、観月ありさや安室奈美恵、MAX、SPEED、DA PUMPなどをトップスターへ登りつめさせた。アムロちゃんもしばらくは売れなくて困ってましたね。平氏は2001年、脱税で逮捕、収監されていたんだが、今では芸能界へ復帰。この記事では、荻野目洋子の『ダンシング・ヒーロー』が盆踊りになって今でも楽しませている、と書いています。
各種サービスの退会ページ直リンク集『Just Delete Me』
IDEA*IDEA
いったん入ったら抜けられない、なんてどこかの新興宗教みたいなサイトが多いネット上です。これは退会用のページをまとめているサービス。退会したくてもどこに書いてあるか、衛星放送なんかもそうなんだが、すこぶるわかりにくくしているところも多い。そんなサイトは最初から退会者続出を前提にしてるとしか思えません。
この夏、30人近くがおバカ写真で炎上 国民総「バカッター」化で日本はどうなる
J-castニュース
ネット上に「お騒がせ」な映像や動画をアップするのは、別に日本だけに特徴的な現象じゃありません。世界中で起きている。インターネットの普及で、こうした人たちが顕在化したわけです。最初は刺激的でみんなが注目してくれるからやってた連中なんだが、今ではもう飽きられて誰も騒がない。どんどんエスカレートするとともに、こうした行動が日常化しつつあり、我々はそうしたものに対して耐性を増しています。
アゴラ編集部:石田 雅彦