日本最大級の言論プラットホームであるアゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。9月9日(月曜日)の放送は午後8時から1時間にわたって、「どうなる汚染水・東電常務に田原総一朗が迫る-福島原発と東電の将来」を放送します。入口は上記のニコ生サイトから。Ustreamはこちら。
ジャーナリストの田原総一朗さん、東京電力の原子力担当の常務である姉川尚史さんが出演します。モデレーターはアゴラの池田信夫所長です。
言論アリーナは、毎週火曜日午後8時からの放送ですが、今回のみ月曜日の放送となります。ご注意ください。
福島第一原発事故では、現在でも次々に問題が起こります。今の関心は汚染水です。流れ込む地下水へのしみ出し、そして冷却に使った水の保管所からの放射性物質の海への流失が問題になっています。この問題には政府も介入して、470億円をかけて遮水壁をつくることになりました。
メディアは断片的にしか情報を伝えていません。現在の現場の状況はどうなっているのか。東電の説明を聞き、事情をよく知る田原総一朗さんの分析を加えながら、事故収束までの合理的な道筋を考えます。
そして今、東京電力に対する過重な金銭負担が問題になっています。現在の仕組みでは、原発事故の損害、処理をすべて東電が担います。しかし、一社が被害者の補償、そして原発事故の収束のために活動するのは大変です。このままでいいのでしょうか。これについても議論をします。
姉川さんは、東京電力で原子力を担当し、事故の反省に基づく原子力改革特別タスクフォースの事務局長を務めます。新生東電の意気込みをうかがいます。(東京電力ホームページ「原子力改革の取り組み」)
田原総一朗(ツイッター:@namatahara)さんは、著名ジャーナリスト。エネルギー、原子力についても取材を重ね、政府の動きも知悉しています。
またモデレーターの池田さん(ツイッター:@ikedanob)は、言論プラットホームの『アゴラ』、またエネルギー・環境問題のバーチャルシンクタンク『GEPR』(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)を運営しています。
3人の専門家の話を通じて、原発事故と東電の行く末について、冷静に考えるための材料が提供されるでしょう。
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を生み出し、社会を変える場に発展させていきます。
(左から、田原さん、姉川さん、池田さん)