デジタル教科書賛成! --- 中村 伊知哉

アゴラ

前回まで反対意見とその回答を紹介しましたが、もちろん賛成意見も多数あります。下記に連ねます。

いずれにしても技術的に問題があるなら技術的に解決すればいいだけでは。ただ、五感を鍛えるような授業も必要だとは思いますよ。
>そう思います。

授業の運営法を先生達が効率よく学んでいくためにもオンライン教材は有効だと思います。先生の事務的負担を減らして、より生徒と深く向きあい、学べる環境を作っていくかを、教材や環境提供メーカーと作りあげていって欲しいです!
>ですね。

ワンテンポ遅れるっていつの技術の話?まあ紙の方がいいことは紙でいいと思いますが。
>そうですね。


デジタル教科書を推進する中村伊知哉氏は反論や疑問に対して常に丁寧に答えておられる。高圧的な物言いが微塵もない。相手を捩じ伏せず、一緒にやりましょうよという穏やかなスタンスに、氏の強い信念を感じる。
>丁寧すぎるかもです。

うちの高校一年生の行く公立チャータースクールでは今年からクロームブックを一人一台導入、放課後は学校に置いて帰り、紙の媒体も使います。自宅に端末のない子も今からデジタルリテラシーを磨き大学や仕事と同様の環境に慣れておけるのが大きな利点です。
>いいですね。

何で皆さん教育という一番大事な子供への投資をケチろうとするのでしょう、ワケがわかりません。
>実に。

世界から周回遅れと言われる日本のICT。佐賀県と武雄市のすべての児童、生徒へのタブレットPC配布は、素晴らしいチャレンジ。文科省&総務省は 、6月14日に閣議決定された 世界最先端IT 国家創造宣言に基づき、アクションを!
>アクションの段階だと思います。

すぐにためして良くなければ戻せばいいのに。そういう時代ですよ。しかも電子化の方が紙よりずっと安い
>そう、鉛筆やノートと同じ道具に過ぎないですから。

当然 1人1台タブレットだと思いますが。無駄に重いランドセルから解放してあげて欲しいし、もっと貪欲に知識にアクセスする態度を身につけて欲しい。
>普通そう考えるので、反対者に反証してもらわないと。

学習効果は教材次第であって、端末導入の是非という問題ではないと思う。コンピュータやWebのない世界はありえないし、むしろ使わない手はない。あとは教師の力量が問題かも。
>そう思います。

確かにネットで調べるだけでは、思考力や創造力は鍛えられませんね
>そしてそれはデジタルのせいではなくて授業のせいですよね。

賛成側の意見ですが、私はこう考えます。 http://nobusblog.doorblog.jp/archives/3055504.html…
>なるほど。コレじゃいかん、ということを反対派のかたに検証していただきたい。

淘汰される作業はあって、伝統や文化で必要とされるものは残ると思うので、まずはデジタル教科書やってみてから議論するべきではと個人的に思います。
>はい。今の問題は「だけど使わせるな」という主張があるということです。

支持。デジタルの方が効率よいのになあ。。。
>おお、心強い。

教育がほったらかしにしている間に、恐ろしいほどのITリテラシーの差が生まれていますね。親のITリテラシーに比例する形で子供のITに対する期待度や抵抗感に差が生まれているとつくづく感じます。
>問題ですよね。

教育に於いては、デジタルとアナログは欠点を補い合う関係であって、「置き換え」ようとするから面倒なことになっているような気がしますが・・・
>そう思います。ぼくらは補完で話してますが反対する方は置き換えイメージのことが多い。

数式のパラメータを変えたらグラフが変わる、太陽系の動きが一目瞭然、蝶の変態がハイスピードで見れる、等等、デジタルならではのメリットと思います。
>ご指摘どおり。使わない手はない。

一方、長文をタブレットで読ませる(紙じゃいけないの?)、漢字を覚える(かな漢字変換を使わせない?)、という部分が、相容れないように思います。デジタルもアナログも、単なる「道具」と思います。
>そう思います。

「教」え「育」てるのが、教育。デジタルは万能ではありません。使う(使える)シチュエーションをきちんと示す事も必要ではないでしょうか。
>そのとおりと考えます。

現状認識が甘過ぎる。学校で導入するか否かに関わらず、家庭で使う人はこれからも増えてデメリットは現実に起こる。おそらく間に合わない。どちらにしてもデメリットが起きて変わらないなら、メリットを活かすかどうか。
>そうなんです。

あ、あと家には、もうすぐ六歳の娘と二歳になる娘の二人いますが、上の子はタブレットやテレビでネットを使いこなすデジタルネイティブ世代です(^-^;そのうち「なんで教科書が本なの?」なんて言われる時代が来るんでしょうね(^-^;
>すぐ来ます

先生に意見をぶつけている「反対派」の方々はどうして「新しいものを取り入れながら一緒により良くしていこう派」にならないのだろう。普通に疑問だ・・
>ううむ、わかりません。

反対派には、「デジタルでやってみな。どうせだめだから」くらいの余裕が欲しいですね。効果がある方が残るから。どちらの良いところも良いように残るはず。
>はい、どう使われるべきかはぼくらの役割でなく、現場の先生と子どもたちが決めていけばいいと思います。

歴史を見ても便利なものは普及する。自動車のように。依存症に危機感を感じているなら、講習会で十分だとは思えない。日常的に共存の仕方を学ぶ段階にきている。これがいちデジタルネイティブの意見。
>ぼくはアナログネイティブですが同意見です。

中村伊知哉さんが深夜のツイートで飛ばしてる。教育関係者はモチロン、それ以外のレディース&ジェントルマン&おとっつぁん&おかっつぁんも傾聴すべき。巨大なものとのバトル感ヒシヒシ感じる。
>いたみいります。


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2013年9月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。