少子高齢化が進む我が国にとって最大の社会問題の一つである、医療費の高騰・介護負担の増大に対する解決策の一つが、健康・医療・介護分野での情報通信の利活用です。
シリーズ第2回として、地域ごとの医療情報センターに分散記録された患者カルテ情報(EHR)を、地域を越えて安全にアクセスするシステムの開発/提供を目指して活動する、特定非営利活動法人・日本医療ネットワーク協会の吉原博幸理事に講演いただくことにしました。
各地で医療情報センターが立ち上がってきたものの、実運用においては、患者IDが地域ごとにバラバラに登録されているなど、いくつかの問題点が浮かび上がってきています。統合を実現する技術や各国動向に加え、これら制度上の課題についてもお話しいただきます。
皆様のご来場をお待ちします。
日時:11月28日(木曜日) 午後6時30分から
場所:東洋大学白山キャンパス5号館1階 5101教室
司会:山田肇(東洋大学経済学部教授、ICPF理事長)
講師:吉原博幸氏(日本医療ネットワーク協会理事、京都大学名誉教授)
参加費:2000円(ICPF会員は無料です)
定員:40名(先着順)
申し込みは、次よりお願いします。