社会保障亡国論【言論アリーナ】4/8

アゴラ編集部

アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。4月8日(火曜日)は午後8時から1時間にわたって、学習院大学経済学部教授の鈴木亘さん、政策家の石川和男さんを招き、「社会保障亡国論–動かない政治を変えるには?」を放送します。アゴラ研究所の池田信夫所長がモデレーターを務めます。


ニコ生入口はこちら。UstreamはこちらYouTubeの「言論アリーナチャンネル」でも放送後に公開します。

消費税が8%に4月1日から増税され、来年4月には10%に引き上げられます。安倍首相は「増税分は社会保障に当てる」と、引き上げに当たって明言しました。しかし社会保障費の増加と税収の伸び悩みは続きます。現在わが国の社会保障給付費は、GDPの約4分の1にあたる110兆円を超える規模に達しており、年間3~4兆円というペースで急増しています。この効果も、一時的なものと見込まれます。抜本的な改革が必要なのに、政治・行政の動きはとても鈍い状況です。

今回登場の3人の論客は、現実に合わない社会保障、財政政策に疑問を示してきました。鈴木亘さんは、このたび「社会保障亡国論」(講談社)を出版しています。

石川和男(@kazuo_ishikawa)さんは元経産官僚。NPO法人「社会保障研究所」を運営しています。

3人の論客の議論から、日本の雇用のおかしさが浮き彫りになるでしょう。特に就職・転職問題に向かい合う若い世代の方々に、ぜひご視聴いただきたきいと考えます。

「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。

写真 (左から、鈴木さん、石川さん、池田さん)