なんか、ブログの特定記事のアクセスが跳ね上がってるなーと思ってたんですが、今回の件で都議会が注目を浴びたことで、その議員報酬や費用弁償について私のブログ記事が情報ソースとして出回っているようです( ゚Д゚)
良い機会なので、再掲載しておきます。
我々都議会議員には「費用弁償」という交通費にあたるものが、公務のために登庁すると1日1万円、無条件で支給されます。
上記の記事の通り、そもそも費用弁償は「議員が無報酬の名誉職だった時代の名残り」という説もあり、きちんと議員報酬や政務活動費が支給されている現代では、実費を除けばもはやまったく必要のない制度(議員の利権)であると思います。
本日のTBS「ひるおび」の中で
「みんなの党Tokyoの議員も、費用弁償を受け取っている」
との報道があったようですが(伝聞)、事実と異なるので表明しておきます。
みんなの党Tokyoの会派所属議員は、この費用弁償廃止を訴え、費用弁償は受け取ることなく法務局に「供託」しています。
…字の汚さは放っておいてください。
(早口とこれだけは直らん)
「供託」というのはわかりにくいシステムなのですが…。
この議員報酬と言うのは法律上「受け取り拒否」することができず、また議員職にある時に特定団体に寄付・譲渡することも公選法で禁じられているため、
法務局に一時的に預けておくことが、「供託」という仕組みになります。
議員職でなくなれば、どんな団体に寄付しても咎められませんから、その時にもっとも社会にとって有効な使い道に投資したいと考えています。もしくは、議員じゃなくなったら、都庁に返すことも可能なのかな…?
というわけで上記の画像の通り、昨年7月から発生した費用弁償33万円(33回分)は、すでに法務局に供託済です。(本当は三か月に一度行くはずだったんだけど、すいません)
今回の件で注目されている都議会の「議会改革」ですが、これは野次の自制だけにとどまらず、積極的な情報公開や、こうした費用弁償の廃止なども当然含まれているものです。
都民の皆さまに信頼いただける都議会を目指して、引き続きできるところから議会改革を訴えて参ります。
さ、33万円…っ!(本音)
清貧に頑張りたいです。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は都議会議員、おときた駿氏のブログ2014年6月27日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださったおときた氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。